コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2017 01 18 強欲
いつの間にか今月ももう20日近くなってしまった。まだこんなところにクリスマスのお菓子、パネットーネが転がっている。どこからともなく、クリスマスにはパネットーネが数個、必ず集まってきて、もうこの時期になれば誰も見向きもしないからこうして箱に収まったまま鎮座することになる。でもこれはミラノのコーヴァのオリジナルパネトーネじゃないか、虎屋の羊羹みたいなものだ。血糖値でも気にしながら食べることにしよう。
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一昨日はレオの4ヶ月の誕生日で、何の「お祝い」をしようということになった。そう言えばレオが来る前は、「全くアフリカでは無数の子供が飢えているのに犬に服を着せたり、高いドッグフードを与えたりでこの世の中どこか狂っている」と言っていたのを思い出した。まさにその通りだ。じゃあ、今年は「愛」の年なんだから毎月17日レオの誕生日には、せめてどこかに寄付をしよう、そういえばSOLE TERRE、「太陽と大地」という世界中の病気を患う子供を助けている団体があった。チェルノブイリの事故で30年経った今でも新しく生まれてくる癌におかされた子供たちを助けている。そこにしよう。もう歳も歳だし自分たちは十二分に生活を楽しんでいる。権力者は自分の富を蓄えることしか考えていないのだから、せめて自分のような弱者が少しでも誰かの役に立つ事をしてもいいじゃないか。
レオのおかげで、強欲な自分が見えたのだから、「犬に服を着せる」こともまんざら悪い事じゃない。














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# by kimiyasu-k | 2017-01-19 06:04 | Trackback | Comments(0)
2017 01 18 あまり好きではないけれども事務所に飾られることになった蘭
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余り好きでなくて、何かの事情で手元にきた「生き物」は捨てる気は起きないからこうしてどこかに居場所を見つけて、置くことになる。















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# by kimiyasu-k | 2017-01-18 17:55 | Trackback | Comments(0)
2017 01 18 石の壁に積もった雪
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# by kimiyasu-k | 2017-01-18 06:45 | Trackback | Comments(0)
2017 01 16
水中翼船が対岸をコモに下っていけば朝7時15分。毎日どんどん明るくなっていく。
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# by kimiyasu-k | 2017-01-17 06:45 | Trackback | Comments(0)
2017 01 16 愛の地域主義
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世界中,グローバル化が進んでいるというのは知っていたけれども、「たかが」ペット,犬の世界もこんなことになっているとは想像だにしなかった。最近の犬は残飯でなくまあペットフードを食するということぐらいは薄々気づいていたけれども、そのペットフードがまた無数にあり、こんなものがあるのも知らなかったけれども大型チェーンペットショップに行けば,もう一体どうやって選んだらよいのか分からないくらいの種類のペットフードが取り揃えられている。鳥よりも羊のほうが良いだとか,子犬用はタンパク質が30%以下だとか,炭水化物は少ない方が良いとか,値段も松竹梅。近所のツウと話しをすれば、ペットフードに使う肉には抗生物質などの様々な薬物が含まれているから店で売っているようなペットフードは駄目で,自分は,カナダで自然牧畜で育てられた家畜の肉だけを使ったドイツのなんとやらのメーカーのものを取り寄せているんだとか。こういう事が,社会が豊かになったということだと思い知った。でそんな情報があちこちから入ってくると一体どうしたものかと困ってしまう。そんな時,また別の友人は,犬の餌なら絶対,バーフダイエットをしないといけないという。このバーフダイエットというのは、早い話しが,犬は元々オオカミだったのだから、内蔵やら骨を含めた生ニクを食べるのが本来の姿であり、そういう健全な食事をすればアレルギーや皮膚病などの病気にもかかりにくいという。犬の食事にもこういう反グロバリーゼーションの新しい潮流があるのかと、最初は呆れもしたけれども、確かに一生同じドックフードを食べ続ける犬は,可愛そうな気もするし、栄養だって偏ってしまうんじゃないかと、結局,オーストラリアで生まれて世界中に広まったこのバーフダイエットという考え方を試してみることにした。でも薬物投与の少ない様々な肉や内蔵を手配するのは決して楽じゃないとネットで調べれば車で30分もいったこところに専門店があったりもする。でもやっぱりここは地域主義で行かなければと,この給餌方法を教えてくれた友人とコモ市の公設市場の肉屋を回って,様々な肉を買い込んで来た。さて,ずっとこれまでペットフードしか食べた事が無いレオは、一体生肉をどんな思いで食べるのだろう、体調が悪くなったりしないのだろうかと、心の揺れ動いた「愛」の日曜日だった。




















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# by kimiyasu-k | 2017-01-16 03:01 | Trackback | Comments(0)
2017 01 13 雪景色
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# by kimiyasu-k | 2017-01-14 05:43 | Trackback | Comments(0)
2017 01 13 公園、街の朝
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# by kimiyasu-k | 2017-01-13 22:34 | Trackback | Comments(0)
2017 01 13 おどろき、朝
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# by kimiyasu-k | 2017-01-13 22:28 | Trackback | Comments(0)
2017 01 13 隣人
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ああ、スッキリした。大使、領事を引き上げさせるなんてなかなかやるね、って思うのが普通だし、「常識」から言ったら当たり前だ。確かに歴史の中で植民地として支配していたけど当時そんな事は西洋列国はみんな世界中でやっていたことで特別日本だけが悪い訳じゃない。こんな酷い隣人なんてもうどうでも良いじゃないの、別に絶交したからって、今すぐ何か困る訳じゃないし、安全保障だってアメリカとしっかり手を組んでいれば取りあえず大丈夫だし,なんとなく今の政権はその辺りも上手そうだ。 隣国の製品が姿を消しても日本には他にすばらしいメーカーが沢山あるし、困る事はない。大体、アメリカ大使館の前に,「原爆で焼き爛れた子供の像」を設置する、みたいな事を想像してみればどれほどこれが「異常」で、馬鹿げた事であることは自明の理じゃ無いか。これじゃあ10億円の振込詐欺だよ。まったくもういい加減にしてくれよな。というのが、おそらく大多数の人が「感じた事」だと思う。
数年前だけれどもイタリア人の友人とスイスのルチェルンに行った。美術館を見た後、一階にあったカフェに立ち寄ってエスプレッソコーヒーをカウンターで頼んだ。直ぐに二杯のコーヒーを用意してくれたので支払いをしようとするとスイスフランがないことに気づいた。ユーロでも大丈夫かと聞くと,駄目だと言う。スイスフラン以外のお金は使えないと言う。カウンターの立ち飲みコーヒーは精々100円くらいなのに堅い事言わずにと思ったけれどもまあ仕方がないかスイス人は融通がきかいないなと思った。その直後,信じられない事が起きた。カフェの人は我々の目の前で,この二杯のコーヒーを両手で持ち上げると,シンクの中にこれ見よがしに捨てたのだ。イタリア人の友人と目と目を見つめ合い,カフェを後にした。そう言えば,他のイタリア人の友人は,ドイツに行くのに遠回りになってもオーストリアかフランスを通って行く,決してスイスには足を入れないと言っていた。何故か日本人はスイスを永世中立のアルプスの美しい国というイメージでいるけれども、イタリア人はスイス人は金亡者の堅物というイメージでみている。隣人とはこういうものだ。
さて、困った。「感情」と「理性」は必ずしも一致するわけじゃあないし、どこかに引っ越すわけにもいかない。どうしたものか。ここは「大人」でいるしかない。



















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# by kimiyasu-k | 2017-01-13 07:19 | Trackback | Comments(0)
2017 01 12 記号
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4ヶ月で大分,分かるようになって来た。レオと呼べばこちらを振り向くし,悪戯を見付けられるとさっと逃げてしらんふりをする。おもちゃを投げれば取りに行く。でも、向うにあるおもちゃを指差してとって来いと言っても取りにはいかない。指差しの意味が分からないからだ。考えてみれば延びた指の示す方向に意味があることなんてかなり高度な思考で、言語や記号、象徴が分かる訳でない。レオにとってはそこに手という物体があるだけだ。
あれ,こういう事なのか。分からないだけじゃないのか。原発っていう電気を起こす物体があるだけで、それの意味するところ、象徴するところ、引き起こすことまで知恵が回らないのだ。武器が玉が出るところまでは分かっても,その玉が人を殺したり,そして殺された人の周りの人がどれだけ悲惨な思いをするのかとか、そこまでは知恵が回らないのだ。でなければいくら貿易で金を稼ごうとはいえそんなものを輸出しようとは思わない筈だ。何だ,世の中は意外と単純で,指差した先を見ずに,指を見てしまうという,そういう知恵の回らない人が世の中を動かしているということなんだ。


















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# by kimiyasu-k | 2017-01-12 16:14 | Trackback | Comments(0)
2017 01 12 サンフェデーレ広場の建物
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# by kimiyasu-k | 2017-01-11 22:36 | Trackback | Comments(0)
2017 02 12 ひとけの無いサンフェデーレ広場
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# by kimiyasu-k | 2017-01-11 22:27 | Trackback | Comments(0)
2017 01 12 あまりひとけのない街
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# by kimiyasu-k | 2017-01-11 14:21 | Trackback | Comments(0)
2017 01 11 バーゲンになった赤い帽子
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こんな素敵な赤い帽子は誰も冠る事ができない。きれいというだけじゃあ駄目だし、可愛いくても駄目だし、高貴でも。世の中にはそういう誰の役にも立たないのに素晴らしいものが結構あるのかもしれない。












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# by kimiyasu-k | 2017-01-11 02:07 | Trackback | Comments(0)
2016 01 10 日常
今日はもう火曜日だ。クリスマス休暇も終わってバーでコーヒーでも一杯してそろそろ「日常」に戻らないといけない。
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経済学の視点からは、金融緩和、つまりお札を刷って市場に流れるお金の量を増やすことで2%のインフレを目指し、それにより失業率を下げ,自殺も減る、つまりそういう事で日本はより豊かで幸せな社会になる、というのが今の政府のやろうとしていることで、マスコミはそれが結構、上手く行っていると宣伝して、さらにインフレを目的まで高めて景気回復をすすめなければならない、と言っているのだけれども、最終的な目的がより「幸せな社会」ということなら本当にそんなに単純な図式が成り立つのかと疑問をもつのは自分だけでは無いと思う。
イタリアの若者の失業率は実に40%近いけれども、日本と比べれば自殺率は4分の一程度しかないし、会う人たちは何故か結構幸せそうだ。長は「今年は景気が第一」と年頭に表明していたけれども、そりゃあ数字になりやすいから経済は議論が単純、簡単だけれども、政治家、官僚はもう少し頭を使ったほうが良い。脳の快感物質ドーパミンが出てくる、つまり幸せを感じるのは、お金による刺激だけでは無い事くらいどこかで読んでいないのかな。「愛」みたいな事は、お金では買えないのは知っているでしょ。色んな価値を持っている人々が共生する共同体の運営を任されているのだから、お金だけでなく色んな価値を知る事に怠慢であっては欲しくない。例えば武器の輸出で金儲けしているイタリア人を前に、武器を輸出しなくてもきちんと技術立国としてやっている日本は「誇り」で快感だったけれども、この快感を取り上げてしまうなんてなんて酷い権力だろう。なんとなくこんな風に、快感を味わう自由が奪われていく社会に、世界中がなっていくみたいだ。もっともどれだけ高性能で殺傷能力がある武器を作ってどれだけ高く売ることができるかが、快感の人が得てして権力者にはいるのだから困ったものだ。せめてそういう人は嘘つかずに善人面でなく凶暴な表情をしてください。














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# by kimiyasu-k | 2017-01-10 22:58 | Trackback | Comments(0)
2017 01 08 休暇開けの初日曜日
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# by kimiyasu-k | 2017-01-08 20:13 | Trackback | Comments(0)
2017 01 07 聖域

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Sigma SD-15 08-16mm F4.5 Santa Maria del Tiglio Gravedona
広告代理店ひいては日本の職場の過酷な労働実態が取りざたされ,社長が辞任、政府も重い腰を持ち上げたという感があるけれども、それだけでは日本人の労働は変わらない。24時間のコンビニも、休日無しで営業するお店も、便利だし,明日が納期といえば必ず明日ものが届く,電車は1分遅れはあり得ない、レストランで料理を待たされることが無いのもみんな当たり前の事のように思っているけれども、世界に類をみないこんな日本の驚異が、美辞で語られる「勤勉さ,真面目さ」のためではなく、実は労働者の犠牲に成り立っている事を意識しないといつまでたっても状況は変わらない。夜中の3時に開いているコンビニって本当に必要なのか,何かの事情があって電車が3分遅れてきても仕方がないと、レストランで料理が出るのに時間がかかってもお喋りして待つ時間を楽しむ,そんな「寛容さ」がなければ必ず誰かがどこかで「無理」をしてそのしわ寄せが過労自殺みたいな結果として表れる。明日欲しいというお客さまに、明日からひと月バカンスなので、お届けできるのはひと月後になりますと、勇気をもって言えなければ、そして自分がお金を払うお客さまだからと言え、ひと月待つだけの余裕がなければ過労死は無くならない。仕事は聖域にあるわけじゃあない。










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# by kimiyasu-k | 2017-01-07 22:52 | Trackback | Comments(2)
2017 01 06 祭日,サントステファノ
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めでたい鯛はコモ湖には生息しないから、たい焼きを作った。あずきも無かったからカスタードクリームで。大漁のたいを志野の角皿に3匹のせて隣家にお裾分けすれば、初めてたい焼きを見たパトリツィアに随分評判が良かった。















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# by kimiyasu-k | 2017-01-06 22:00 | Trackback | Comments(0)
2017 01 01 愛
あけましておめでとうございます。

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今年は愛の年だから、元旦は「愛」について書こうと思う。
イタリア人はアモーレ、愛が好きみたいな事が結構、通説になっているけれども、別にイタリア人が特別異性が好きだとは思えない。大体、異性が嫌いなら生き物は存続しないのだからそもそも自然はそんな風にできているに決まっている。
それよりイタリア人が良く言うのは、何にもまして「自分を愛する」ということだ。これはともすれば、ナルシシズム、自分勝手、利己主義と映るかもしれないけれども決してそんな意味ではない。当たり前のことだけれども、自分も愛せないのに人を愛せるわけが無い。利他的であるためには、まずはその主体となる自分を愛する、慈しむことは絶対条件だ。そして結局、自分を愛するためには、自分と向き合わないといけない。自分を見ないといけない。この世に、完璧な人間なんてないのだから、自分を真正面からみれば、あれやこれや「欠点」が見えてきてしまう。その自分の嫌なところに向き合うことが、その自分の嫌な事も含めて、受け入れてそういう自分を愛さないといけないというのだから、これはそんなに簡単なことじゃあない。何も自分の嫌いなところを直す必要もないし、人に対して無理に取り繕う必要もない。ただただ、そういう自分の人格を受け入れれば良い。
でも欠点を多く抱えた自分を愛することは結構勇気の要ることで、何にもまして人の目が気になってしまう。自分の嫌いなことろなんていうのは、例えばケチなどというのは自分では本当はそんなに嫌なことじゃないけれども人にケチだと思われるのが、どうもいけない。どこか人に蔑まされるような気がして。大体考えてみれば、ケチでない人間なんていない。怒りやすかったり感情的なんてのも、それ自体は決して悪いことじゃあないと思うけれども、時と場合によっては抑えないと、周りの人に迷惑をかけてしまい恥ずかしい思いをする。
結局自分を愛するのは相当むずかしい事だから、それを乗り越えれば他者を愛することは随分容易いものになる。ストレスを貯めながら自分を殺して集団の和を保つという発想から、自分を慈しむことで集団の和を保つという回路を作り出すことができれば、随分生きやすくなると思うのだけれども。


















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# by kimiyasu-k | 2017-01-01 00:00 | Trackback | Comments(2)
2016 12 31 怒り
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昨年暮れに,今年2016年は「怒りの年」と決めて一年中プリプリして事務所のスタッフにも随分評判が悪かったけれども、コイツが11月の暮れに来て怒っているわけにもいかないから怒りの年は前倒しですでに終わってしまっていた。それに先日,男を思いっきりぶん殴る夢を見たから,怒りが爆発してもう無い。それで来年は何の年にしようかとあれやこれや考えたけれども、テロやら何やら世の中妙にキナ臭くなってしまったからやっぱりここらで「愛の年」にしようと思う。大体,他に手は無いんじゃないか。どんなに軍隊やらセキュリティを強化して、鉄砲振り回したりミサイルぶち込んだりしても「怒り」が蓄積されるばかりで平和なんて来やしない、どんなに経済が持ち直して、豊かになってもどう考えても人は貪欲になるばかりだし,ここらで世界を愛で満たしてしまえば、みんな気持ちがニッコリなってずいぶん生きやすくなると思うのだろけど。などと怒りの年の大晦日に大真面目で考えてしまった。










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# by kimiyasu-k | 2016-12-31 23:59 | Trackback | Comments(0)