コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2009 09 17
今回の小旅行は、ラベンナ、コマッキオ、キオッジャとデルタ地帯を訪ねることだった。最初に行った街はラベンナ。この街は東ローマ帝国の総督府が置かれていた。ビザンチン様式のサンビターレ教会のモザイクは世界でも最も美しい、完成度の高いもののひとつだ。薄暗い堂内の内陣は眩しいほどの金色の鮮やかなモザイクで飾られているが、ドアの隙間から入る光に照らされた足元のモザイクも。
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by kimiyasu-k | 2009-09-18 02:10 | Comments(2)
Commented by 高橋洋一郎 at 2014-01-21 16:17 x
ダンテのお墓があるサン・フランチェスコだったかな…端正なエレベーションのロッジアが正面向かって右側に控える…
おおきな木の梁が露わな切妻の屋根をもつロマネスクの教会。
入ったばかりなのに時間ということで追い出されることに。祭壇の下に覗き穴がありコインを入れると電気がつき観覧できる。
人が去ったあと覗きこんでみると、水没した白大理石の地下祭室にちいさな一匹の金魚がわずかにゆらりと…
三秒も経たずに消灯、闇へ。
いまだに甦るもっとも鮮烈なシーン。そのうちのひとつ。

後年、タルコフスキー『ストーカー』の封切りでおなじことを見る。
廃屋のモザイクタイルの床を浅く沈める水。そのなかをゆらゆらと漂う新聞の切れはし、それにちいさな一匹の金魚のゆらぎ。
ほかにも、薄暮の空の蒼味を映す水辺に伏すそのまわりを旋回する黒い犬。穀物倉庫の桟橋から落ちて舞い上がる殻屑。
いちばん好きな映画。

映画から離れてしまってずいぶん観てないので、最近なんだかすこし焦ってる。
Commented by kimiyasu-k at 2014-01-23 14:10
かなり昔の写真で,忘れてました.濡れてますね,モザイクと大理石の框、そう言われてみると.雨の中を傘をさしてサンビターレまであるいた記憶が蘇ります.最近,タルコフスキーみたいにいたたまれなくなる映画って無いです.見なくても大丈夫です.