コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2010 06 26
d0104210_19221374.jpg

たまには本職の建築のスケッチ。紙と鉛筆を手にしたときは、イメージなんて全くない。建物のボリュームを書いて、手をひたすら動かし続けると、その内、線が見つかるのでなくアイデアが思いつく。この計画は、北側斜線によって切られてしまう、どうしようも無く醜いボリュームの建物。線を引けども引けども納得いくファサードは見つからない。家の前の広場舗装計画は良かったのに。ふと、建物を計画するのでなく、広場の背景として、建物を考えればいいじゃないか、という考えが浮かぶ。広場からみれば、建物は書割にしかすぎない。それじゃあ、書割に徹して建物の形なんて無視して、きれいなプロポーションの書割を作ればよいと。
それにしても建物のデザイン媒体は、紙、鉛筆、手、頭、イメージ。紙と鉛筆に全く触らない今の若い人たちは、どうやってアイデアを形にしていくのだろう。
[PR]
by kimiyasu-k | 2010-06-26 19:22 | Comments(0)