コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2010 06 29
3週間あまりでヨーロッパの建築を見て回ろうという計画に、マドリッドから列車で行けども行けども、果てしない耕作地の続く台地をグラナダまで下り、アルファンブラ宮殿を見た。その途中、老婆が路上で売っていたオレンジを三個、アルファンブラ宮殿ではみやげ物のカスタネットを買った。バイブルのように携帯していた「ヨーロッパ建築ガイド」という本にはグラナダから更に100kmほどのところにあるコルドバのモスクが載っていた。不便な列車を乗り継いでコルドバまで行くともう一日スペインに日程を割かなければならない。まだこれからイタリアが待っている。仕方なくコルドバは割愛することにした。ユーレールパスで追加料金を払わずに乗れるバルセロナへ戻る夜行列車の二等車は超満員で、おまけに列車で食べた生ハムのサンドイッチに当たったのか、体の調子が最悪だ。列車のデッキで辛く長い夜を過ごした。
こうして850本の柱の並ぶ、赤い縞模様のアーチが連続するコルドバのモスクの堂内に立つと30年前のそんな記憶が蘇る。
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by kimiyasu-k | 2010-07-14 06:35 | Comments(0)