コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

20110218
雨が上がりようやく今日は青空が顔を出した。夜、家への階段を下りていくと湖に灯りが綺麗に映っている。昨日までの雨は、対岸のピグラ村の山では雪だったのか、月明かりで白く輝いている。
正面に見える鉄の門扉の上の御影石のマグサにはFILANDA・紡績所と掘り込まれている。急峻な山で囲まれたコモ湖、ネッソ村にはサンプリモ山から水の豊かな渓流が流れ落ちる。この水力を利用した紡績工場が村には2つあった。小さな家の集まる村の中に、規則正しく沢山の窓が並ぶ大きな建物が一際目だっている。いつか友人の家で紡績所に働く綺麗に着飾った女の子たちの昔の白黒写真を目にした。女工哀史のイメージからは程遠く、村に住む豊かな子女の記念写真といった感じだった。100年前、この路をはしゃぎながら女の子達が駆け上っていったのだろう。電気の通じた今では、もちろんこんな不便なところは工場としては使われていない。庭にプールのある別荘用のコンドミニアムに変身している。
d0104210_6161536.jpg
d0104210_6154015.jpg

[PR]
by kimiyasu-k | 2011-02-19 06:16 | Comments(0)