コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2011 03 12
イタリアでは、6月12日に国民投票がある。水道水の私有化、原発廃止を国民全員に問うためだ。日本のNHKにあたる国営放送がイタリアには3つある。RAI 1, RAI 2, RAI 3、でそれぞれのチャンネルは政治的な傾向をあきらかにもち、RAI1が右側、RAI3が左側だ。戦後日本はずっとアメリカよりで、基本的に右派が大多数を占めるという政治状況と異なり、イタリアでは左右両者が半々、常にせめぎ合いで対立しているという事情によるのかもしれない。議論好きのイタリア人、夜9時からは、「討論会」番組がひしめいている。もっとも派手にやるのは、アンノゼロ、「0年」というRAI2の番組で、サントーロというジャーナリストが、現イタリア首相のベルルスコーニと、時には電話で直接、露骨に喧嘩そのものという議論を戦わす。さすがに毎回毎回こうでは、うんざりしてもくるが、公共の電波により、両政治的陣営がお互いの主張を生放送でみせるところは、ある意味で「民主主義」の基本なのかもしれない。先週木曜のアンノゼロも国民投票を控えた原発問題に関する討論会だった。RAI2のジャーナリストが作った事故から25年経ったチェルノブイリに関する短いドキュメントレポートは、やはり涙を誘うもので、それが無闇に感傷に訴えるものでも思わず25年後のFUKUSHIMAと重ね合わせて見てしまう。・・・・ドキュメンタリーはここから■■■
ここ数日天気が不安定で、強い雨、晴れ、曇りが一日のうちに目まぐるしく変わる。夕方、事務所を閉める間際に外を見ると、どんよりした曇り空を背景に、向かいの家は西日にくっきりと照らし出されていた。
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by kimiyasu-k | 2011-06-06 02:17 | 生活・vita | Comments(0)