コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2011 08 23 ノアの箱舟 計画
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南北方向に細長い敷地での住宅の計画をする。敷地の長さ方向に空間を展開することで、プランをスタディーする。南側、道路に面する部分の庭をとり、玄関・車庫は北側、奥に配置する。玄関を入ると正面に石の階段があり、そこを上ると、正面に大きなガラス面で外部空間にとつながる二階のリビングが開けるという構成。南側の庭の壁の曲面は、どこか船のイメージに繋がるもので、ノアの箱舟という言葉が浮かぶ。福島で非難しなければいけない人々を乗せるノアの箱舟を、いつ政府・東電は用意するつもりだろう。
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by kimiyasu-k | 2011-08-24 02:04 | 建築・architettura | Comments(2)
Commented by masaaki at 2011-08-31 15:36 x
お久し振りです。
スケッチにはFUKUSHIMAと書いてありますが、どのような意味が込められているのでしょうか?
Commented by kimiyasu-k at 2011-09-01 02:31
こんにちわ。計画するとき事務所の子たちといろいろ議論、雑談するんです。事務所のマルチェッラは角に合わせて考えた曲面が好きじゃないと強く主張。上に書いたとおり曲面とすることで、コルビジェをはじめ多くの建築家が隠喩として「船」を引用していることに思い当たりました。いまさら建築の隠喩を語るのは、時代遅れなのですが、結局、形には何かが封じ込まれていると思います。たとえそれが、一般の人々には伝わらなくとも、形の中に私個人の今の気持ちを計画の中に吹き込んでおくことは、決して無意味なことではないと思いました。