コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2013 02 03 ロマネスク
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EPSON R-D1 + Voigtlander NOKTON 40mm F1.4
稚拙、といってしまえばそれまでだけれど、ロマネスク建築にほどこされた彫刻はどれも思わず微笑んでしまう。前掲12世紀サントメ教会でみつけたサンパオロ、だと思う。下手でこんなプロポーションのサンパオロを彫ったのかと思っていたけど、よく考えてみればロマネスク教会の建築は常にこの「様式」であることを思えば、偶然この職人によって生まれた彫刻ではないはずだ。このような人を微笑ませる聖人をかなり意図して彫られれたものなのだろう。
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by kimiyasu-k | 2013-02-02 07:00 | Comments(1)
Commented by 高橋洋一郎 at 2013-02-03 15:06 x
ちょっと不思議だよね。
-5Cギリシアヘレニックを継いだローマがあったのに5C以降の写本も建築彫刻も幼稚になっちゃう。
自分自身のことだけど、幼稚園に入る前には蛇行してこちらに向かってくるSL牽引の列車を透視画法で買ってもらった大きい黒板に描いていた。そのあとの怪我絡みでよく覚えてる。
描画の能力なんてそんなもんだ。
あれは意図的につくられた美学上のものだと思う。リアルが賤しいと…
あるいは6Cにアイルランドから導入された文芸の性格がそうであったのかも。