コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2014 09 27 マッセリア
マッセリアは,南イタリア,とりわけプーリア州を中心として1500年代に生まれた,多くが要塞化した農園を言う。もちろん現在では農業形態も変わり,また要塞化の必要も無いために,本来のマッセリア,農園としての意味は薄れている。10年程前までは,大きな豪邸であるマッセリアは,その維持が経済的にも負担となり,数多くのマッセリアが荒廃の一途を辿っていた。ところが今回プーリアを訪れて驚いたのは,これらのマッセリアが,ホテルやB&Bとして見事に生まれ変わっていた。宿泊したマッセリアザンバルドも,オステゥニに近いオリーブ畑の広がるサンビートノルマーニにあるこのようなマッセリアの一つで,今年の3月にB&Bとしてオープンした。
建築的な価値を残したまま,見事に宿泊施設として生まれ変わったザンバルド農園は,もちろん企業ではなく,この大農場を所有している家族が運営している。
ホテルとは違って基本的には「民宿」なのでそこでは家の主,この家の長女が待っていてくれた。「あ,イタリア語が話せて良かった。もうアメリカ人のお客さんにくたびれたとこなの」と言って大きな敷地の中を建物の説明などしながら案内してくれた。
d0104210_14314892.jpg
EPSON R-D1 BIOGON28mm F2.8
[PR]
by kimiyasu-k | 2014-09-27 14:34 | Comments(0)