コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2014 10 29 ストーブ
田舎暮らしといっても,その上に,「似非」,「なんちゃって」がつくからキチンとお湯の全館暖房が入っているので,ストーブに火をつけなくても寒くなれば自動的にサーモスタットが働いて,家の中は暖かくなる。でもやっぱり庭の葉っぱや小枝なんかを燃せば,冬になった雰囲気が味わえる。火をつける時には少し煙が焚き口から漏れてしまうから煙の匂いがして,月桂樹の葉っぱなんかは,樹脂が多いから燃える時にはパチパチっと音がして,それがまたああ,冬だなあといい感じがする。だから暖房の助けには全然ならないけれども一日一回,何となくストーブに火を入れる。
どこかの屋根裏からムラトーレ(左官屋)と一緒に運び込んだこのストーブは優れもので,大きな薪を2,3本入れておけば,2,3時間は家を暖めてくれる。そして焚き口が大きいから,もっぱら調理器具として使っている。魚はこのストーブで焼く。細めの枝が炭になったころ魚を入れれば微かにスモークされた焼き魚が上手にできる。おまけに,魚を焼く臭いはみんな煙突から逃げてくれるから家の中には全く臭いがでない。飛び散った油を掃除する必要もない。焼き鳥,パン,なんでもみんな美味しく焼ける。家には電気の立派なオーブンがあるけれどもお菓子を焼く以外にはほとんど使う事はなくて、この万能100年ものストーブが一年中活躍する。
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EPSON R-D1 x NOKTON40mmF1.4
それにしても川内原発が再稼働に向けてまっしぐらに進んでいる。フクシマの事故で何ら機能しなかった「原子力安全委員会」を廃止し,利権からは完全に独立させることで「原子力規制委員会」が生まれた筈なのに,実際には何も変わって居なかったし,いつのまにかリサイクルエネルギーは買い取りしないと電力会社は言い出し原発再稼働を後押しするし,まだ10万人もの人が避難生活を余儀なくされているという現実があったにも関わらず,また3年前のバラ色の原発を描いているのだから,日本という国は本当に「ダメな国」だなあと思う。うちわ配ったり,芝居見に行ったり,宴会なんかして,それを国会という「超ハイコスト」の場で良いだ悪いだという議論をしてる時間があったら,真剣,これからどういう風にして行こうかって考えたり勉強したり,議論したりしてもらいたいって思ってるのは自分だけじゃないと思うのだけれど。
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by kimiyasu-k | 2014-10-29 06:56 | Comments(0)