コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2015 10 06 小人のいる橋のある家
地域経済が崩壊し山村がどんどん廃れて見捨てられて行くのはイタリアでも同じことだ。嘗ては放牧によって栄えたのだろうか、牧草地にてきしたアンプリモ山の中腹にあるエルノ村も訪れてみれば、半分と思われるほどの家に,VENDESI売家の張り紙がしてある。農業でもしない限り住めない,不便な傾斜地の村は,ずっと昔からここに住んでいた老人を除いては誰も住もうとしない。おそらく買い手も見付からないだろう。湖畔の過疎村は、コモ湖という観光資源があるから最近は,北ヨーロッパ人達が家を購入し,別荘地として蘇りつつある。でも,山に入ったこのエルノ村や、隣村のヴェーレゾ村,ゼルビオ村は湖も眺める事のできない場所にあるから、観光客をひきつけることも無い。でも、村を少し歩けばそこには、宝石のような都市空間が展開している。路地に架けられたアーチの橋の上で,小人がひとりこちらを見ていた。
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EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4
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by kimiyasu-k | 2015-10-07 12:59 | Comments(0)