コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2015 10 25 愛
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EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4
土曜の夕方,事務所に友人夫婦の奥さんロレーナから電話があった。「明日栗拾いに行くから来ないか」、(本当にロレーナ,栗拾いに行くのかな。)あんな出不精で,腰が重くて,ダラッと寝椅子の上で日光浴をする姿しか見た事がないのに、山で栗拾いなどというかなり活動的な行いをするのはどうも腑に落ちない。
つまり事の始まりは,ロレーナの旦那,フィオレンツォがここのところアーチェリーに夢中になっていて今日は練習,明日は,クラブの集まり,明後日は大会,と奥さんのことを放っている事にあった,アーチェリー三昧に明け暮れている事が,ロレーナにはどうにも気に入らない。今週末もどこかの大会がありフィオレンツォは本当なら参加したかったのだけれども、さすがにロレーナの異議申し立てがあり、それなら私が栗拾いイベントを組織するという事になった訳だ。そこで、彼女の姉夫妻と別の友人カップル,そして自分たちがそのイベントに巻き込まれた、というのがこの異例のロレーナの栗拾いの本当の事の顛末だった。
もう季節が少し遅いかと思った栗拾いは,みんな10kg程の栗を一時間くらいでリュックに一杯にして満足。その後,近くの酪農家のやっている農場食堂で前菜から始まりパスタ,肉,デザート,コーヒーという完全イタ飯のおいしい昼飯をダラダラと2時間くらいかけてのんびりした。こうして典型的なイタリアの日曜は過ぎていく。
あの、日光浴しかしないロレーナを山の栗拾いに駆り立てる程、イタリアの夫婦愛は強いのだ,と改めて痛感した一日だった。
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by kimiyasu-k | 2015-10-26 14:19 | Comments(0)