コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2015 12 17 スイッチ
蚤の市に行けば、汚い箱の中に宝物が埋まっている。
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EPSON R-D1 NOKTON40mmF1.4
知人姉宅に泥棒が入った。いかに上には両親が住んでいるからと言っても,うっかり玄関の鍵を閉めずに寝てしまったというのだから、かなりの勇気だ。夜中の三時,物音に目を覚ますと確かに家の中を誰かが歩いている。一人暮らしの彼女に出来る事は何もない。相手はひょっとすればピストルを持っているかもしれないし、どんな悪者かもしれない。ジッと,寝ている振りをするしかない。5分、10分と遅々と進まない時間が経って行く。部屋のドアが開いて、誰かがそこに立っているけどそれでも寝ている振りをするしかない。人が寝ているのを見た賊は静かに部屋を出て行き、まだ10分ほど家を徘徊している。物音がようやくしなくなり、もう賊がいない事が確実となったところで、ベットから起き上がり、上に住む両親のところに駆け込む。どうやら賊は両親の家にも入りこんだようだ。
全ての金製品が無くなっている。賊は、金だけを盗んで行った。銀製品は全く手をつけていないところを見るに、どうやらこれはジプシーの仕業らしい。彼らは銀は不幸を呼ぶと手をつけないからだ。

でも書きたかったのは泥棒の話しじゃなくて警察の話しだ。
まずすぐ警察に電話した。
「ちょと、今みんな手がふさがっているから、、」と警察が電話に答えたという。つまり警察はもう賊は行ってしまったのだからと駆けつけて来ない。
1、2時間もすると警察がやってきて、知人姉と警察の交わした会話が、、、、。
「それで、一体こういう泥棒にはどうして対処したらいいの」
「お宅、庭あるの」
「この家の前、みんな家の庭だけど」
「銃は」
「銃は無いわ」
「そうか、銃があれば簡単だけど」
「で、庭で何しろっていうのよ」
「いや、今度賊が来たら、銃があれば、それでバンとやって後始末は庭に埋めれば誰も何も言わないから」
(つくり話ではありません。)
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by kimiyasu-k | 2015-12-18 06:00 | Comments(0)