コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2015 12 21 カヤックの視線
カヤックに乗った事の無い人にはなかなか想像するのが難しいのだけれども、ともかく自分の体が,視線が水面に近いことに驚く。だからいつも上から見下していた、ただの水面,岩やコンクリート,樹木なんかが突然,妙なリアリティをもって迫ってくる。遠くに見える教会の鐘楼はもちろんそのまま奇麗だけれども、この目の前の物体が溜まらなく魅力的なものに思える。そういう事って実生活の中では結構むずかしくて、カヤックに乗るように世の中を見る力があれば同じ世界でもきっと二倍豊かに見えて来るのだろうと、カヤックに乗って思った訳ではなく,思考の行き止まりに迷い込み危機に陥ってしまった人の事を聞いて思った。目の前にこんな豊かで魅力的な世界が広がっているのに、遥か彼方の世界遺産のピサの斜塔を見ようと努力しても見える訳が無い。
d0104210_15165189.jpg
EPSON R-D1 NOKTON40mmF1.4
[PR]
by kimiyasu-k | 2015-12-21 15:24 | Comments(0)