コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2016 02 09 沈黙の迷路
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EPSON R-D1 NOKTON40mmF1.4
原題、沈黙の迷路、和題は「顔のないヒトラーたち」というドイツ映画を観た。衝撃的だったのは1960年ごろまで,つまり戦後15年以上、ドイツ人たちは「アウシュビッツ」で起きた現実を知らなかった、知っていた人々は何も起きなかったと装っていたという事だ。
この映画は,1958年,若い検察官がアウシュビッツでドイツ人が起こした犯罪を知り,何も無かったかのように戦後を普通の人として暮らしていたその殺人を犯した数千人の人々を法廷に立たせるというものだ。この裁判によってドイツは本当の意味で,戦後がはじまったと言われている。
東京裁判にあたる1945年のニュルンベルグ裁判で,すべての戦争犯罪者が裁かれたわけではない。この若き検事が,自分の国の過去を内部から掘り起こすことで,本当の意味のドイツの戦後は始まった。
日本ではすでに昨年上映されたようだけれども,是非みんなに観てもらいたい映画だ。














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by kimiyasu-k | 2016-02-10 12:35 | Comments(0)