コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2016 02 14 ウィーンの影響を受けたガラス戸
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EPSON R-D1 NOKTON40mmF1.4
どこか和風の細い桟の入った玄関ガラス戸は,まぎれもなくウィーンの影響だ。細い線を用いるウィーン分離派のデザインは,ヨーロッパ中に広まった。一体,こんな普通の家のドアに使われる事になったのはどんな経路を辿ったかは分からない。でも確実に「線」は受け継がれて残っている。それにどこか安っぽい真鍮の,ドアハンドルが何ともはや愉快だ。重い1800年代から抜け出してどこか安っぽい,大量生産ぽい1900年代初頭の,そして何ともあか抜けしないギリシャのアカンサス模様をスタンプしたプレートがどこかチグハグでそれが味になってるからデザインという奴は何とも厄介だ。大事なことはカタチがこうして何十年も大事に受け継がれて行く事で,時間とともにカタチに意味がどんどん塗り込められていく。



























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by kimiyasu-k | 2016-02-15 03:01 | Comments(0)