コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2016 02 28 鉄
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EPSON R-D1 NOKTON40mmF1.4
宝石でなく,駱駝に,鉄の駱駝に,鉄そのもの,鉄の肌に引き込まれてしまう。人工的な鋼になれてしまった現代だけれども,鉄は木と同じように自然の素材だ。地球の核が鉄からなるように。


先日ラジオで,東京都が定時制高校を廃止する方向で動き出したという。全国的な動きのようだ。豊かになった日本ではもう働かなければ高校にいけないような人は,ひとりも居なくなったという訳ではないし,最近では外国から来た人々の子供達が定時制高校を必要としているという。
だとしたら,これはもう国,自治体の経費削減以外の何物でもない。財政再建という名の下に,弱者への「おこぼれ」は切られて行く。容赦ない。勝ち組組織の利権がからむオリンピックには一兆以上の金が注ぎ込まれるのに,爪の垢ほどの金額にもならない定時制高校には一切,「金」を出さないというのだから,開いた口が塞がらない。
一体いつから日本は経費削減が金科玉条の「株式会社ニッポン国」になってしまったのだろうか。


















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by kimiyasu-k | 2016-02-28 14:31 | Comments(2)
Commented by BBpinevalley at 2016-02-28 15:41
世界全体がそうですね。
アメリカに右習えすると、こういうことになります。
悲しいことです。
Commented by kimiyasu-k at 2016-02-28 17:59
新自由主義の向うところですね。日本はブレーキが無いのが怖いです。イタリアも大同小異ですが,あまり効かないですけど様々なブレーキが装備されているように思います。