コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2016 07 21 昼食
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EPSON R-D1xNOKTON40mmF1.4
事務所のスタッフが明日から長い一ヶ月間のバカンスを取るので、ひと月さよならパーティという訳でもないけれどもいつもと違ったレストランに昼食に行った。
ここ数日、コモは暑い、蒸し暑い日が続いている。少しでも高くいけば涼しいかと、コモの東側の山の上の小さな街、ブルナーテに足を伸ばした。街の少し外れ、森の中にあるファルケットというちょっと山小屋風のBBで、こんなところがコモの街のすぐ近くにあることも知らなかった。
電話を何回かしたけどなかなか通じないし、ようやく出た女の子は今、オーナーがいないから今日はレストランやっているか分からないという。それでも、出かける直前に電話をしてみれば大丈夫だという。急な山道を標高差400M程あがり、村を過ぎて森の中をしばらく行くと、レストランがとてつもなく見晴らしの良いところにあった。予想どおり誰もいない。独占。
レストランで昼食といってもイタリアのレストランは昼は本気じゃないから10ユーロ程度で、しっかりパスタと肉料理が、言ってみればフルコースで食べられたりする。そして時々思いがけないほどの味の料理に出くわしたりする。このファルケットもそんなレストランのひとつだった。木陰のテーブルでした昼飯は、ブレザオラというこの地方の牛の生肉の生ハムと乳臭いチーズになる前のチーズみたいな美味しいブッラータを前菜に頂き、その後、パスタを頼んだ。パッパルデッラ・カルボナーラ、スパゲティでなくパッパルデッラという極平太パスタのカルボナーラなのだけれども、このカルボナーラはもう地鶏の卵の黄身だけを5個くらいは使っているんじゃないかって思う程の濃厚な味で、こんなパスタはこれまで見た事もない。パスタは何時も早食いしてしまうのだけれども、これはもう一休みしなければとても平らげることはできないものだった。こんなものを食べた後は、そしてこんな暑さじゃあ、もう昼寝がしたくなる。ああ、また午後から仕事だなあ、なんて言いながらも、やっぱりこういうペースで楽しみながら日常が送れるってのは、イタリア人の作って来た「文化」というのは凄い事だと思うし、猫も杓子も念仏のように「経済発展」なんて唱えているのとはちょっと違う、必ずしも経済発展したからって、こういう風にはならないような気がする。ちょっと発想を転換しては、なんて典型的な長い外国暮らしで頭のおかしくなった日本人の戯言でした。















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by kimiyasu-k | 2016-07-22 01:20 | Comments(0)