コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2017 01 13 隣人
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EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4
ああ、スッキリした。大使、領事を引き上げさせるなんてなかなかやるね、って思うのが普通だし、「常識」から言ったら当たり前だ。確かに歴史の中で植民地として支配していたけど当時そんな事は西洋列国はみんな世界中でやっていたことで特別日本だけが悪い訳じゃない。こんな酷い隣人なんてもうどうでも良いじゃないの、別に絶交したからって、今すぐ何か困る訳じゃないし、安全保障だってアメリカとしっかり手を組んでいれば取りあえず大丈夫だし,なんとなく今の政権はその辺りも上手そうだ。 隣国の製品が姿を消しても日本には他にすばらしいメーカーが沢山あるし、困る事はない。大体、アメリカ大使館の前に,「原爆で焼き爛れた子供の像」を設置する、みたいな事を想像してみればどれほどこれが「異常」で、馬鹿げた事であることは自明の理じゃ無いか。これじゃあ10億円の振込詐欺だよ。まったくもういい加減にしてくれよな。というのが、おそらく大多数の人が「感じた事」だと思う。
数年前だけれどもイタリア人の友人とスイスのルチェルンに行った。美術館を見た後、一階にあったカフェに立ち寄ってエスプレッソコーヒーをカウンターで頼んだ。直ぐに二杯のコーヒーを用意してくれたので支払いをしようとするとスイスフランがないことに気づいた。ユーロでも大丈夫かと聞くと,駄目だと言う。スイスフラン以外のお金は使えないと言う。カウンターの立ち飲みコーヒーは精々100円くらいなのに堅い事言わずにと思ったけれどもまあ仕方がないかスイス人は融通がきかいないなと思った。その直後,信じられない事が起きた。カフェの人は我々の目の前で,この二杯のコーヒーを両手で持ち上げると,シンクの中にこれ見よがしに捨てたのだ。イタリア人の友人と目と目を見つめ合い,カフェを後にした。そう言えば,他のイタリア人の友人は,ドイツに行くのに遠回りになってもオーストリアかフランスを通って行く,決してスイスには足を入れないと言っていた。何故か日本人はスイスを永世中立のアルプスの美しい国というイメージでいるけれども、イタリア人はスイス人は金亡者の堅物というイメージでみている。隣人とはこういうものだ。
さて、困った。「感情」と「理性」は必ずしも一致するわけじゃあないし、どこかに引っ越すわけにもいかない。どうしたものか。ここは「大人」でいるしかない。



















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by kimiyasu-k | 2017-01-13 07:19 | Comments(0)