コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2017 01 16 愛の地域主義
d0104210_17142818.jpg

世界中,グローバル化が進んでいるというのは知っていたけれども、「たかが」ペット,犬の世界もこんなことになっているとは想像だにしなかった。最近の犬は残飯でなくまあペットフードを食するということぐらいは薄々気づいていたけれども、そのペットフードがまた無数にあり、こんなものがあるのも知らなかったけれども大型チェーンペットショップに行けば,もう一体どうやって選んだらよいのか分からないくらいの種類のペットフードが取り揃えられている。鳥よりも羊のほうが良いだとか,子犬用はタンパク質が30%以下だとか,炭水化物は少ない方が良いとか,値段も松竹梅。近所のツウと話しをすれば、ペットフードに使う肉には抗生物質などの様々な薬物が含まれているから店で売っているようなペットフードは駄目で,自分は,カナダで自然牧畜で育てられた家畜の肉だけを使ったドイツのなんとやらのメーカーのものを取り寄せているんだとか。こういう事が,社会が豊かになったということだと思い知った。でそんな情報があちこちから入ってくると一体どうしたものかと困ってしまう。そんな時,また別の友人は,犬の餌なら絶対,バーフダイエットをしないといけないという。このバーフダイエットというのは、早い話しが,犬は元々オオカミだったのだから、内蔵やら骨を含めた生ニクを食べるのが本来の姿であり、そういう健全な食事をすればアレルギーや皮膚病などの病気にもかかりにくいという。犬の食事にもこういう反グロバリーゼーションの新しい潮流があるのかと、最初は呆れもしたけれども、確かに一生同じドックフードを食べ続ける犬は,可愛そうな気もするし、栄養だって偏ってしまうんじゃないかと、結局,オーストラリアで生まれて世界中に広まったこのバーフダイエットという考え方を試してみることにした。でも薬物投与の少ない様々な肉や内蔵を手配するのは決して楽じゃないとネットで調べれば車で30分もいったこところに専門店があったりもする。でもやっぱりここは地域主義で行かなければと,この給餌方法を教えてくれた友人とコモ市の公設市場の肉屋を回って,様々な肉を買い込んで来た。さて,ずっとこれまでペットフードしか食べた事が無いレオは、一体生肉をどんな思いで食べるのだろう、体調が悪くなったりしないのだろうかと、心の揺れ動いた「愛」の日曜日だった。




















[PR]
by kimiyasu-k | 2017-01-16 03:01 | Comments(0)