コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

3月17日 土曜 晴れ
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ボローニャからミラノへの帰途、パルマ近くの小さな街フォンタネッラートに寄る。15年ぶりに訪れたこの街は、記憶よりも遥かに美しかった。
1100年代に建てられたロッカ、城を中心に街が広がる。この街の再訪の目的は、なんといってもあのパルミジャニーノのフレスコ画を見る事だ。期待は裏切られなかった。15年前の記憶が鮮やかに蘇る。アレゴリーに満ちた、濃紺の背景をベースにしたフレスコ画が頭上に広がる。
赤ちゃんを抱いた少女が、不思議なまなざしでこちらを見ている。可愛く、美しく、醜く、怒った、笑った、少女、聖母マリアのようなこの女の子は、ユングのグレートマザー,老賢人、怪童などまるであらゆるアーキタイプを体現したかのようだ。
食料品屋によって、特産品のクラテッロ、生ハムの中でも最もおいしいといわれている(残念ながら自分にはそれを味わうだけの味覚力がないのだが)、バルサミコ酢、グラーナチーズ、を買い込んだ。
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by kimiyasu-k | 2007-03-19 03:41 | Comments(0)