コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2008年10月20日 月 くもり
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コモ湖は1000mから3000mにまで至る急峻な山で囲まれているが、標高1000mあたりは、かつて牧畜が盛んに行われていた。今ではその数も少なくなってしまったが、当時使われていたマルガ MARGA と呼ばれる、牧畜小屋が至るところに残っている。小屋といっても、石造りのとても美しい建築だ。セメントを使わずにただ石を積み上げただけの壁、ベオラと呼ばれる石板で葺いた屋根。小さな開口部。中にはセカンドハウスとしてきれいに改修して使われているマルガもあるが、この宝石箱のような建築はほとんど見捨てられて、屋根が落ち、壁が壊れていく。トルノ村から山道を辿っていくと、このマルガが建っていた。近くからは「牛の音」が聞こえる。ジープに乗った若いカップルがやってきて牛の牧草をやると帰って行った。
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by kimiyasu-k | 2008-10-20 21:55 | 建築・architettura | Comments(0)