コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

カテゴリ:生活・vita( 71 )
2011 10 01 NESSO スーパーマリオ - Super Mario di Nesso
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カメラをもって毎朝の365段の階段道を上がっていくと「写真家になったのか」と声を掛けられる。Nintendo スーパーマリオじゃなくて、近所の本当のマリオ。もう80を超すのにいつも笑顔で元気だ。昔、大工(イタリアでは家を造るのは大工でなくMURATOREムラトーレ、直訳すれば壁職人)で鍛えた体もカロリー満タンのイタリア料理を食べ続けて、お腹が立派に大きくなった。じっと、自分の腹をみてこれはいかんと思うが。
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Mentre salivo i miei soliti 365 gradini, sento una voce canzonatoria: "sei diventato fotografo con quella macchina di bestia.." Non è il super mario di Nintendo..ma il vero muratore, Mario di Nesso, mio vicino di casa. Ha già oltre 80 anni ed è sempre sorriedente e pieno di vitalità. Era una volta un muratore con un bel fisico, ma ora mangia tutti i giorni cucina super calorica italiana e la sua pancia è cresciuta cresciuta cresciuta!! Guardo riflessa la mia pancia nella sua..chissà......
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by kimiyasu-k | 2011-10-02 15:15 | 生活・vita | Comments(0)
2011 09 25
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11時21分14秒、眠くて仕方がない。alle 11 e 21, 14 secondi. che sonno!
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by kimiyasu-k | 2011-09-27 00:38 | 生活・vita | Comments(0)
2011 09 18 NESSO しずく
新しいカメラがきたので何でも良いから写真を撮りたいだけで撮ったバルコニーの手摺に垂れ下がったしずく、です。でもこうして見ると、「もう駄目、落ちちゃう」ってのからまだペタッとして「これから本当のしずくになります」っていう感じの若いやつ「私、なんて美しいしずく」っていうナルシストやら、いろいろあって面白いもんだ。
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sigma SD15 50mm F1.4
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by kimiyasu-k | 2011-09-20 01:51 | 生活・vita | Comments(0)
2011 09 18 NESSO キャノンのファインダーカメラ
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sigma SD15 50mm F1.4
今では誰も使わなくなってしまった言葉「軍艦」、みたいなカタチのキャノンのファインダー式カメラ。カメラの頂部にはシャッタースピードや絞り、ファインダーなどが所狭しと配置され、戦艦の甲板の様相を呈していて、軍艦部と呼ばれていた。50年以上前に親父が買ったものを先日、修理屋さんで調整し直し使えるようにした。使い捨てのこの時代にまだカメラ修理屋さんが静岡の実家のすぐそばにあったのは驚きだ。今でこそキャノンは世界のカメラトップメーカーとして名を馳せているが、このカメラはライカの完璧なコピーだ。1950年台、戦争の記憶も新しく、まだ日本の急激な経済成長の始動期で、今でこそ知的所有権だ、オリジナリティだと騒がれるが、当時はそんな事は微塵も問題にされなかったのだろう。驚いたことは当時、職工の給与が6000円でこのカメラは60000円以上したことだ。今で言えば100万円以上という計算になる。もちろん社会の経済力そのものが当時とは全く違うので、こんな単純な換算は成り立たないのだが。たかがコピーと言えどもこんな高価なカメラを国内で売りアメリカに輸出していた事は、その後の日本の経済発展の前触れだったのだ。それにしても、主力を一眼レフへと乗り換え世界を支配して行ったキャノンやニコン、それに対して頑なにファインダー式カメラを作り続けたドイツのライカ。日本メーカーは高性能カメラを廉価に世界中に普及したけれど、何故か今になっても、カメラの作り出す「写真」はライカを超えられないのは象徴的だ。50年前の模倣ライカ、キャノンのレンジファインダーカメラ、2011年のイタリアで一体どんな写真が撮れるか楽しみだ。
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by kimiyasu-k | 2011-09-18 13:24 | 生活・vita | Comments(0)
2011 09 16  東京  残暑
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それにしても暑い東京の10日間だった。
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by kimiyasu-k | 2011-09-18 11:30 | 生活・vita | Comments(0)
2011 08 20 TAINO タイーノ
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 SIGMS DP2 TEBURE
新婚さんの新居お披露目昼食招待に行くと、結婚祝いに贈った南部鉄瓶と夫婦茶碗、漆のお椀が飾ってあった。日本人にはイタリアとフランスの美意識の違いがあまり分からないように、数年前までイタリア人には日本と中国の美意識の違いはほとんど分からなかったのに、本当に日本の文化が浸透した。むしろ、こうしてイタリアの空間におかれると、侘び寂びの抜けた明るい数寄で、底抜けに澄んだイタリアの夏の空気にぴったりだ。
夏のバカンスには知人友人でよく集まり一緒に食事をする。夏休みメニューのお決まりプリモピアットは、イタリア国旗の緑白赤三色、モッツァレッラチーズと新鮮トマト、バジリコの冷たいパスタで、ここでもやはり出てきた。
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お腹が脹れれば、後は湖畔に散歩に。ここは急峻な山に囲まれたコモ湖とは少し様子の違うマジョーレ湖。周りの山が低いせいか、湖面は明るく輝きコモ湖より地中海に半歩近い。
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by kimiyasu-k | 2011-08-21 15:43 | 生活・vita | Comments(0)
2011 08 15 CANZO' カンゾ
8月15日は日本はお盆、イタリアはフェッロアゴストと言って、直訳すれば8月の祭日、ローマ時代からの祭日のようだ。コモ湖地域でまだ行ったことのないところはと地図を広げて、コルノ・ディ・カンゾ、「カンゾの角」という山頂が巨大な岩のふもと、サンミーロアルモンテまで行ってみた。森を少し歩くと巨大な切石が転がっている。森の中で出くわす巨大な幾何立体は、まるで自然の中に置かれた、誰も盗むことのできない彫刻だ。
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by kimiyasu-k | 2011-08-16 18:13 | 生活・vita | Comments(0)
2011 08 13
アンドレアヴィターリは、コモ湖畔、ベッラーノの街に住む作家で、コモ湖のちょっと昔を舞台にした小説を数多く書いている。そのヴィターリの本の中に「猫を食べる」話がある。昔、コモ湖では猫を食べたと言うのだ。このネッソ村でも、いったい誰から聞いたのか覚えていないが、戦争の頃、食べ物がないときには猫を食べたという。猫の肉は臭いから、滝の水に一日さらした、兎の肉のような味がすると。冗談好きのイタリア人、一体どこまで本当でどこまで冗談か分からないが。もちろん今では、誰も猫を食べない。
湖畔の家から階段をほぼ上り詰めたところに、かなり年をめしたビヨルカーティさん夫妻が住んでいる。ビヨルカーティさんの家の前を通るといつも必ずこうして猫が数匹たむろしている。ちょっと怖い感じの歳の多い奥さんは猫に目がなくて、夕方には3,4匹はいる家の猫と近所のノラ猫を呼び集め餌を与える。
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by kimiyasu-k | 2011-08-13 23:46 | 生活・vita | Comments(0)
2011 08 11  トラーパニ・・・ コモ
イタリアに来た翌々年、1990年の夏、バカンスにシチリアを訪れた。と書き出して、当時のことを思い出した。購入した家の改築工事をしてもらったピエトロというムラトーレ(壁職人、左官屋、石工)、日本では大工にあたるのだが、そのピエトロがシシリー島の西の端、トラーパニという街の出身で、夏に帰るということで、一緒に行った。トラーパニまでの列車の切符をコモの駅に買いに行くと、窓口の駅員が、イタリアでコモから一番遠いトラーパニまで買うのか、言ったのを覚えている。日本なら稚内から鹿児島までの切符を買ったようなものなのだろう。トラパニーまで確か22時間ほどの夜行列車の旅は果てしなく、日が明けた頃、メッシーナ海峡を連絡船でシチリア島に列車ごと渡ったのが印象的だった。コンパートメントと呼ばれるヨーロッパの長距離列車に特徴的な個室には、バカンスでシシリー島に向かう人々が乗っていた。シシリー島に入ると人々は一人づつ降りて行った。エオリエ諸島に行くという若い子、焼き物の街、サントステファノでは白いワンピースに大きな帽子をかぶった独身の中年女性がおりていった。そしてトラパニーまで100キロほどのパレルモの駅に降りた。そこからトラパニーまで列車を乗り換えたのか、バスに乗り換えたのか今となっては記憶がない。
トラーパニに着くと一週間、ピエトロは思いがけないほどのもてなしをしてくれた。セリヌンテの古代遺跡、丘の上のエーリチェの街、実家での毎日のご馳走、イタリアにきてまだ「人との付き合い」を知らないことを良いことに、今思えばすっかり甘えてはじめてのシシリー島を満喫した。トゥーホと呼ばれる非常に柔らかい石で作られたシチリアの建物は、コモやミラノで見慣れた煉瓦や石でできた家とは全く違った姿で、どこか限りなく暖かいシチリア人のような建築たちだった。
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1990年 シシリー島 nikon kodacrome
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by kimiyasu-k | 2011-08-11 17:18 | 生活・vita | Comments(0)
2011 08 10
今年はまた特に暑くない夏なのだが、事務所にはクーラーが無い。今日は39%と湿度があまり高くないこともあって、どうしてもクーラーが無ければ夏が過ごせないというわけではない。それでも午後4時ごろになると、仕事の疲れと暑さに一服、カキ氷をしようということになる。イタリアのスーパーマーケットにはどこでもカキ氷に掛けるシロップが売っていて、オレンジ、はっか、オルツァータの三種類のシロップが必ず棚に並んでいる。事務所にもこの三つの味を取り揃えている。その中で、このオルツァータは日本ではお目にかかることがない。このオルツァータが極めて不思議な味がする。どこか、「化学」のような、それが美味しいのだが、変な味がする。オルツォは、麦のことで、麦から抽出したものかと思っていたが、調べてみると、どうやら学名「Styrax benzoin」という植物、これは日本語では、ツツジ目エゴノキ科エゴノキ属のアンソクコウノキという植物からの樹脂の抽出物らしい。それで納得。高校の有機化学で勉強した芳香族というのはベンゼン、この植物の学名にもbenzoinと名前が付いていて、ベンゼンの語源がこの植物にあったようだ。なんとなく化学のおいしい味と思っていたのが明日からは、気持ちよく安息香のおいしい味と思えるようになった。
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by kimiyasu-k | 2011-08-11 05:42 | 生活・vita | Comments(0)