コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

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2007年11月28日 曇りのち晴れ
「徴兵制あってしかるべき」 東国原知事が持論展開
2007年11月28日20時53分

 宮崎県の東国原英夫知事は28日、宮崎市の知事公舎であった若手建設業者らとの懇談会で「徴兵制があってしかるべきだ。若者は1年か2年くらい自衛隊などに入らなくてはいけないと思っている」と述べた。記者団に真意を問われた知事は発言を撤回せず、「若者が訓練や規則正しいルールにのっとった生活を送る時期があった方がいい」と持論を展開した。
 懇談会の終了後、知事は「道徳や倫理観などの欠損が生じ、社会のモラルハザードなどにつながっている気がする」と言及。「軍隊とは言わないが、ある時期、規律を重んじる機関で教育することは重要だと思っている」と語った。
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「道徳や倫理観」はまずは「家族」の中で親が子供に伝えていくものだ。「家族」という最小の共同体単位が機能していないところで、その役割を自衛体に転化するのは個人の責任の放棄にすぎない。自衛隊には本来の国を防衛するという役割があるのであって、道徳教育機関ではない。イタリアでは、3,4年前に徴兵制が廃止された。素人の兵士は、あまりに効率が悪く経済的な負担が大きい。
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by kimiyasu-k | 2007-11-28 23:46 | Comments(0)
2007年11月26日 曇りのち晴れ
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コモ市のサッカー競技場内にあるプールに行った。この建物はイタリア合理主義建築の様式で、1930年代に建てられたものだが、その全面改修工事が終わったという噂を聞いたためだ。
内部は、驚くほど、綺麗に改修工事が行われていた。大理石の壁、モザイクの床、美しい飛び込み台など、おそらくオリジナルの状態を再現したものだろう。
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by kimiyasu-k | 2007-11-28 23:31 | 建築・architettura | Comments(0)
2007年11月23日 雨
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久しぶりに中国に行ってきた。北朝鮮との国境近くの韓国人の街、延吉から車で2時間ほどの敦化という街だ。全く名前も聞いたことの無い、地の果てとも思える中国の街が一体どんなふうか興味深々だった。印象は、「もはや世界には辺境はないのか」、というものだった。仕事の関係で、建具を製作する工場を訪れたのだが、そこにはドイツ製の最新式の機械が設置され、ヨーロッパと全く同じ製品が作られていた。
日本では製造業が「大企業」志向なのに対して、若い起業家のあふれる中国では、小さな企業もとても活気がある。
街は綺麗に掃除されゴミひとつ落ちていない。ホテルは新しくスウィートが標準。レストランでサービスする女の子たちは、言葉が通じなくとも明るくとても親切で快活だ。彼女たちは日本ではほとんど見ることのできなくなってしまった、とても豊かな表情をしていた。
と書いた後、敦化市について調べると次の記事が見つかった。戦争は全く知らない世代だが、現在まだこんなことが起こっていることは衝撃だ。何も知らないとは言え、過去に深い傷をつけた「日本人」に、あんな笑顔を見せた少女たち。経済的にこれだけ豊かになった日本、早く戦争を終わらせたい。
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敦化市の毒ガス事故 日本が遺棄化学兵器と確認
日本の高島肇久外務報道官は3日、吉林省敦化市で先月23日に子ども2人が毒ガスで負傷した事故について、旧日本軍の遺棄化学兵器が原因だったとする談話を発表した。高島報道官はこの中で、日本として中国の被害者に心からのお見舞いを伝えるとともに、化学兵器禁止条約の「廃棄義務条項」に従い、適切に解決する意向を表明した。
この事故では、同市内の小川で水浴びをしていた子ども4人が砲弾1つを見つけ、流出した液体に触れた2人の手足が赤く腫れ上がり、ただれた。日本政府は中国外交部の申し入れを受け、調査団7人を現地に派遣して調査を進めていた。(編集NA)
「人民網日本語版」2004年8月4日
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写真は敦化でよく見かけた車。かなりカッコいい。
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by kimiyasu-k | 2007-11-24 17:44 | Comments(0)
2007年11月01日 晴れ
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友人が建築雑誌インテルニの付録、世界の建築家へのインタビューのDVDを持って来た。雑誌の編集長をしている友人とこの手のDVDを見るのはとても面白い。今日見たのは、日本人の建築家伊藤豊雄とフランス人の建築家ドメニクペロだ。まず、伊藤は、白いワイシャツ、それもピンクの染みのような模様のワイシャツ姿で登場し、ドメニクは黒いジャケットに襟巻きを巻いている。伊藤がしている腕時計も印象的だ。二つの文字盤がダリの溶けた時計のような形をしている。これも西洋人に日本人が何かを語るときの常套手段だが、伊藤は日本の伝統的な剣術を引っ張り出す。ドメニクはいかにも知的パリジャンという典型的なフランス人を演じる。そこで建築家たちは、自分の建築について語るわけだが、全く違った状況で仕事をしているこの二人の使う言葉が全く同じことに気が付く。「自然」「感覚」がキーワードだ。これは、この二人の建築家に限らず、以前見たヘルゾーグのDVDでも同じだった。リアリズム、現実主義という典型的なイタリア人的な精神性を持つ友人は、「自然」「感覚」といった訳が分かったような分からないような足が地に着いていない議論は笑い飛ばす。それは現実を世の中に伝えるというジャーナリスト特有の気質によるのかもしれない。かつて建築家は社会問題や技術、美学的な視点から建築を語った。それが、今は世界中で建築家はエコロジストという口調で建築を語る。それはあたかも巨大な多国籍資本企業が世界中に牙城を築くために建築家という「きれいな顔」を利用しているかのようだ。も
ちろんこんな話は、着ている服やインタビューの時のポーズをおちょくりながらするわけだが、それでも戦後の建築家のイメージを時代を追って調
べてみよう、などという話になった。
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by kimiyasu-k | 2007-11-03 17:38 | Comments(0)