コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

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2009 05 30
食品棚をごそごそしていると、とんでもなく古い缶詰が出てきた。赤くて大きい、tre torri, 3つの塔という会社のマグロの缶詰だ。シチリアの西の果て、マグロ漁で有名なトラパニの会社のものだ。これは、buzzanaglia ブッツァナリアといって言ってみればマグロの屑肉の缶詰で、イタリア人もほとんどしらない。このマグロの屑肉がおいしい。どうもパサパサしてしまう普通のマグロ缶に比べるとシットリしていて味もいい。背中の血の部分の肉もまざっている。一体何年前に買ったものか覚えていないが、まあ大丈夫だろうと、思わず二人で700gの大缶を平らげてしまうところだった。それにしても、この赤い色、マグロと塔の絵、字体、どれをとっても本当に魅力的なデザインの缶詰だ。
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by kimiyasu-k | 2009-05-31 05:06 | Comments(0)
2009 05 27
事務所のバルコニーで咲いている花。レモン、石榴、石楠花、と名前がわからないコモ湖畔の館の塀から採ってきた蔦。
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by kimiyasu-k | 2009-05-28 16:47 | Comments(0)
2009 05 23 sabato sole
また、古木でセタカシギを作った。こんどは飛んでいる姿。やじろべいにして、窓代の上に置くと湖の上を飛んでいく。
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by kimiyasu-k | 2009-05-24 14:53 | Comments(0)
2009 05 16 sabato
友人の彫刻家、ジュゼッペから一週間ほど前に電話があり、展覧会を開くから開会式に来ないかとの誘いがあった。彼は、ミラノの東100kmほどの人口3000人ほどの小さな町、村 オメ に住んでいる。
ミラノで飛んでもない渋滞にあった。高速道路の事故だ。ミラノの街を迂回するのに、2時間以上かかってしまった。当然、会場に着いたときは、誰一人見当たらなかった。彼に電話をすると、皆で食事をしているからレストランに来いという。
そのレストランは行ってみると、実はアルピーニだった。アルピーニというのは、「山岳軍隊」のことだ。大戦、アルプスは北ヨーロッパと地中海世界を分ける大きな障壁だった。ここでは、アルピーニと呼ばれる軍隊が、山岳兵が重要な役割を果たした。どういう経緯かはしらないが、この山岳兵のOB会のようなものがイタリアの各都市にあり、非常に活発な活動をしている。もちろん軍隊活動ではなく、純粋に民間的な活動だ。一緒に旅行にいったり、食事会を開いたり、ボランティア活動をしたり、歌を歌ったりという具合だ。そのアルピーニの集会場のような施設があり、そこにオメの街の人々が200人も集まり食事をしていたというわけだ。その中にもぐりこんだ。
食事を用意するのも、サービスするのももちろんアルピーニの人々だ。が、そこで出てくる料理はっ本格的なもので、一皿目のミネストローネに始まって、肉の串焼き、タン、鳥の詰め物のメインディッシュ、果物、三種類ほどのデザートと、コーヒー、ワインと食べまくってしまった。
20年来、一度見てみたいものが出てきた。ポレンタ・ウゼという代物。これは、前にも書いたとうもろこしの粉を練ったポレンタ、に小鳥の丸焼きだ。小鳥はイタリアでも禁止されている。おそらくペッティロッシというとても可愛い鳥を霞網で取ったものだろう。公の場に出すわけにはいかない筈の小鳥がこうして、皿の上にのる。これもやはりイタリアならでは。更に上に無残にも嘴を上に向けて、丸焼けになっている。これがおいしかった。少し苦くて、思いもかけない味だった。
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4時近くまでの長い食事が済むと、彼のアトリエに行った。綺麗な庭には、小さな池があり、おたまじゃくしがいっぱいだ。
そのあと、ようやくお目当ての彼の展覧会の会場に行く。作品はほとんど、見たもので、唯一紫色の靴下を履いた、彼の長女の椅子に座るイラリアが新しいものだった。
会場がとても興味深いところにあった。1500年代に作られた古いMAGLIAマーリアだ。イタリアでもあまり聞きなれない言葉だが、マーリアとは鍛冶屋のことだ。この古い古い鍛冶屋とその周辺の建物、庭をオメ市が整備をして、市民のための施設としている、その建物の一角に展覧会を開けるようなスペースを用意されている。
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by kimiyasu-k | 2009-05-18 07:14 | Comments(0)
2009 05 15
バルセロナと言えば、ガウディ。サグラダファミリアをはじめ、どこに行っても長い行列と人の群れだ。よく考えてみると、歴史上の建築家で、これほど人を集め、これほど一つの街のイメージを作り上げた建築家はいない。それにもかかわらず、彼ほど後の建築に影響を与えなかった建築家もいないのだろう。奇妙奇天烈な形はさておき、カーザミロの中庭への通路に使われている色のセンスの良さには改めて感心させられる。
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by kimiyasu-k | 2009-05-15 16:37 | Comments(0)
2009 05 12
覗き見、はあまり感心できないが、事務所から見える隣のブルジョアのイタリア人家族の生活が見て取れる。5月になるとイタリアは本当に良い季節になる。夜は9時ごろまで明るいし、気温も湿度もとても快適だ。夕方、夜、8時ごろになると、隣の家の庭にはフィリピン人のメイドが、メイド服を着て、こうして庭の片隅にテーブルをセッティングする。若い実業家風の夫婦と小学校に通う二人の子供、四人家族の夕食はこうして気持ちのよい外で、メイドにサービスされながらする。昼も必ず夫は家にもどり家族と一緒に食事をする。単にお金持ちだからというよりも、これがヨーロッパのブルジョア家族の生活だ。
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by kimiyasu-k | 2009-05-13 16:59 | 生活・vita | Comments(0)
2009年5月12日 晴れ
30年ぶりにバルセロナの街を訪れた。もちろん30年前のことはほとんど覚えていないけど、バルセロナが「国際都市」であることにおどろいた。街は世界中から集まった人々で一杯だ。若いイタリア人の友人建築家が、5年ほど前からバルセロナに住み、あと数ヶ月でイタリアに帰るというので、丁度良い機会と思い立っての小旅行だ。彼はバルセロナの街に下宿のようにアパートを友人たちと借りて住んでいる。ジャマイカ人の母親とインド人の父親の間に生まれた同宿人はミュージシャン、もう一人のスペイン人建築家、あと国籍不明のもう一人、と彼、イタリア人の4人がアパートには住んでいるようだ。世界中から若い人たちが集まり、何かをしている、それを受け入れる力を持った街がバルセロナだ。もともと世界中の人が集まっていた港町のバルセロナの空気を感じる。
友人に連れて行ってもらったレストランは最高だった。入ると、魚がズラッと並んでいる。ここで好きな魚を好きな量だけ選ぶと、それを厨房に送る。もちろんここはkg買いだ。料理が出来ると番号で呼ばれる。三人でイカ、蛸、マグロ、貝、シラス、と3KGほど、食べまくった。これでバルセロナに来たかいがあるというものだ。もちろん、ガウディの建築もしっかりみたが。
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by kimiyasu-k | 2009-05-13 00:05 | Comments(0)
2009年5月5日 
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時々、古道具やさんを覗きに行く。古道具やというよりも、リサイクルショップといったほうが良い。mercatinoメルカティーノといってイタリア全国にチェーン店のようにある。ほとんどが、ただ古いだけで欲しいような代物は無いのだが、時々掘り出し物がある。今回は、鉄の小さなコンロを見つけた。よく見ると、溶接などは使わずに全てがリベットでとめてあり、とても手の掛かったものだ。店では、錆だらけで誰も見向きもしないが、こうして綺麗にしてオリーブオイルを塗ると、鉄の肌が美しい骨董のコンロになる。

















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by kimiyasu-k | 2009-05-08 20:56 | Comments(0)