コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

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2011 06 21  印旛沼
梅雨の東京に1週間滞在して京成線の新しいアクセス特急で成田空港に向かう。印旛沼のすぐ南を通ると綺麗な田園風景が広がる。同じ平野でもロンバルディア平原にはこんな雲は姿を見せない。
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by kimiyasu-k | 2011-06-23 04:47 | Comments(0)
2011 06 20  TOKYO  世田谷用賀
Finalmente è aperto il cielo.
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by kimiyasu-k | 2011-06-20 19:03 | Comments(0)
2011 06 19 荏原町商店街
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(注:大衆食堂あらい、公明党の宣伝ではありません。電話などしないようにお願いします。)
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by kimiyasu-k | 2011-06-19 09:21 | Comments(1)
2011 06 19  うどんやのエリート親子
昼、うどん屋に行った。25階建ての高層オフィスビルの地下レストラン街。カレーうどんを売り物にする典型的なオフィス街のうどん屋も会社が休みの多い土曜日は閑散としていて、テーブルについているお客さんは疎らだ。メニューを広げてカレーうどんセット、小さな天丼の付いたカレーうどんに決めようとしていると、ひとつ置いて横のテーブルに、父親と小学校5,6年の息子の親子が座った。お父さんはかなりきっちり2八に髪をわけ、銀縁のめがねを掛けネクタイはしていないが、スーツを着ている。銀行に勤めるエリートサラリーマンか。小学生の子供は、いかにもお行儀が良さそうだが表情が無い。席に着いてからは一言も二人は言葉を交わしたようすはない。無表情な子供は、大きなカバンから大きな厚い参考書を取り出した。ページをめくり一心に勉強をはじめたようだ。お父さんがカツ丼で良いかと聞くと、参考書から視線も上げずに「うん」と返事をしただけで、参考書にしがみついている。
その内、カツ丼が届いたが一言も言葉を交わすことも視線を合わせることもなく、食事を続けた。二人とも食べ終わると、2,3言葉を交わしただけで、静かに出て行った。
こんな親子の風景に出くわすと、背筋が寒くなってくる。
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by kimiyasu-k | 2011-06-19 09:05 | Comments(0)
2011 06 15 SHIZUOKA  免許証の更新
日本に来ると丁度、免許の書き換え。静岡に日帰りで行ってきた。イタリアでの免許の書き換えは、免許の書き換えだけに限らず全てのことに馬鹿のような時間がかかるのに比べて、全く日本の警察を含め役所のサービスの早さには驚く。ぱっと、視力検査をして、写真を撮って、15分もすると新しい免許証ができている。こんな国は世界中どこにも無いのだから、こういう技術、役所仕事を素早く片付ける、そんなサービスを世界に輸出したら良いのにと思う。とは言え、目の検査のあと5分ほど待たされて、ふと気がつくと目の前の用紙記入デスクの下に、これも世界の中で日本にしか見ることが出来ない「標語ポスター」が貼ってある。「安心を光で届ける反射材」。これがかの有名な椎名誠、が大嫌いな、標語かと、まじまじと眺めてしまった。イタリアでこんなことをしたら、逮捕されると思うが、日本の警察の危機管理というのはこんなもので、写真を一枚撮ってしまった。確かに何かすごい、只ならぬものを感じる。とりわけ、このポスター、女の子の頭のリボンと、背中の絆創膏みたいなのと、二つの踵に反射材が黄色く光り輝いていて、おまけに反射材の字が大きくピカ。何か宇宙人が駆けているみたいだ。よく見ると、「内閣府特命担当大臣賞 受賞作品」と但し書きもある。ということは、「公募」から選ばれた最も優れた標語ポスターということだろう。特命担当大臣ってなんだろうという疑問はさておき、このポスターを作ったメンバーのひとつ、全日本交通安全協会というのが、また曲者だ。免許の書き換え費用の中に、スッと波風立てずに忍び込んでくるのがこの財団法人。確かに小学校の交通安全教室や様々な安全広報をしている団体で、それはそれでもちろん交通安全に何らかの役にはたっているのだろうが、会員になります、早い話が「金、払います。」と意思表示すれば、なんとこの光輝く「反射材」でできた、熊の可愛いキーホルダー(それも白と青の二種類から自由に選べる)をプレゼントしてくれるのだ。壊れた録音テープのように無味乾燥にお話している若い女性の担当者にGRAZIEと言おう思うと、まだプレゼントは終わっていなくて、何と4色から自由に選べるバックもプレゼントしてくれるという。ちょっとまってくれ、こんなものもらうために交通安全協会に資金提供しているわけじゃないぞ、やっぱりこういう財団は、結局天下り組織以外の何物でもないぞってことを宣言しているようなものじゃないか。
おまわりさんに行くとキーホルダーとバックがもらえる国なんて世界中、どこ探してもない。かなり変態的に異常。お役所の窓口業務が効率的でとても早いのはありがたいが、キーホルダーとバックは自分が好きなものを買いにいくので、ほっといてもらいたい。
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by kimiyasu-k | 2011-06-15 22:55 | Comments(1)
2011 06 10  イタリアの結婚式
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今日は事務所の女の子の結婚式。イタリアでは、教会での結婚か、市長が行う市役所での結婚のどちらかを選ぶ。かなり信心深い彼女はもちろん教会で式を挙げた。教会にとっても結婚という儀式はとても重要で、先にも書いた何日も続く婚約者講座から始まり、コンセンソという教会の同意を得るための諮問、誰もが異議申し立てのできる(そんなことはまず起きないが)結婚の公共への告知、など長い長い準備期間があり、当日の11時から始まった式は、二時間近く続いただろうか。株)結婚式場で、洋風か和風かを選び効率よく進む日本の結婚式と違って、イタリアカトリック教会での結婚は非常に厳格なものだ。
教会から出ると外で待ち構えた人達が、新郎新婦に米粒をばら撒くのが習慣だったけどこの教会は、世界の中には貧しくて食べ物もない子達がいるのにケシカランということで紙吹雪。とは言え、ここまでくると吹雪と言うよりバケツ、ドラム缶の水をぶち開けたよう。
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長い教会での結婚式が終わると、披露宴。日本と違って所謂結婚式場なるものが無いイタリアではレストランなどで披露宴をするのが一般的で、この新婚さんは教会から20キロほど離れたコモ湖が一望に見渡せる山の上のレストランを用意していた。
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レストラン選びから、料理、テーブルセッティング、花に至るまで自分達で選び、自分達で用意するイタリアの結婚式は、本人達のセンスの見せ所で、一見何気ないテーブルセッティングにも個性があらわれてしまう。
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一皿目のリゾットも、スカモルツァチーズとルコラの綺麗な白いプリモピアットでこのあと続く料理を思うと最適の料理か。サフランを使った黄金色のミラノ風リゾットにあえてせずに、ほとんど貧しく見えるこの白いリゾットにしたのはちょっと勇気がいる。ズッキーニのクレープ、鯛、シャーベット、サーロインステーキ、イチゴのケーキ、と続いて行く。
仲人による新郎新婦の紹介も来賓、友人のお言葉も何もなく、新郎新婦も食べに食べまくり気軽に集まってみんなで祝う、そんな披露宴が延々と4,5時間続く。喋り捲っていればお腹も食べた順から空いていき結構みんなお腹に納まってしまう。
日本と同じ、ウェディングケーキにナイフを入れて記念写真。ちなみにウェディングケーキも地上3階建てのお飾りでなく本物の食べるためのケーキ。シンプルなイチゴのショートケーキを用意していた。
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そして彼らは最後に。引き出物の費用は、東日本大震災への義捐金として寄付するとのことで、教えてあげた折り紙の小さな鶴を招待した人々に手渡した。
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by kimiyasu-k | 2011-06-11 06:29 | Comments(2)
2011 06 09 NESSO
どんよりと重い雲が空を覆っていたのに、雲の切れ間から真夏のような痛いほどの日が差し、突然の激しい雨音に思わず窓の外に目を向けたり、目まぐるしく天気の変わった一日だった。家にたどり着き軽い食事を済ますともう夜10時半。日もすっかり暮れて大気が止まる。滑らかな真っ黒な湖面に対岸の灯りが映しだされ、家の前に繋留されたヨットはじっとしている。
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by kimiyasu-k | 2011-06-10 14:36 | Comments(0)
2011 06 08
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ここのところ毎日雨で肌寒い。村に流れ落ちる谷も水が増して滝のようになっている。
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by kimiyasu-k | 2011-06-08 21:47 | Comments(0)
2011 06 07 COMO
余り見慣れない理科の実験を思い出させるこのモノたちは何かと言えば、小さな瓶の中にあるのは、粒状の蠟で、これを小さな半球の器に入れて火に炙る。程よく解けたところで垂らして金のスタンプで上からグッと押すと、封印される。結婚する事務所の女の子にお祝いのカードを書いたあと、封筒を閉じるのに使った道具たちだ。毎日毎日、何でも何でも、コンピューターで仕事をしていると、こんな作業もとてつもなく新鮮で、懐かしい「文房具の世界」に呼び戻される。
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by kimiyasu-k | 2011-06-08 00:28 | Comments(0)
2011 03 12
イタリアでは、6月12日に国民投票がある。水道水の私有化、原発廃止を国民全員に問うためだ。日本のNHKにあたる国営放送がイタリアには3つある。RAI 1, RAI 2, RAI 3、でそれぞれのチャンネルは政治的な傾向をあきらかにもち、RAI1が右側、RAI3が左側だ。戦後日本はずっとアメリカよりで、基本的に右派が大多数を占めるという政治状況と異なり、イタリアでは左右両者が半々、常にせめぎ合いで対立しているという事情によるのかもしれない。議論好きのイタリア人、夜9時からは、「討論会」番組がひしめいている。もっとも派手にやるのは、アンノゼロ、「0年」というRAI2の番組で、サントーロというジャーナリストが、現イタリア首相のベルルスコーニと、時には電話で直接、露骨に喧嘩そのものという議論を戦わす。さすがに毎回毎回こうでは、うんざりしてもくるが、公共の電波により、両政治的陣営がお互いの主張を生放送でみせるところは、ある意味で「民主主義」の基本なのかもしれない。先週木曜のアンノゼロも国民投票を控えた原発問題に関する討論会だった。RAI2のジャーナリストが作った事故から25年経ったチェルノブイリに関する短いドキュメントレポートは、やはり涙を誘うもので、それが無闇に感傷に訴えるものでも思わず25年後のFUKUSHIMAと重ね合わせて見てしまう。・・・・ドキュメンタリーはここから■■■
ここ数日天気が不安定で、強い雨、晴れ、曇りが一日のうちに目まぐるしく変わる。夕方、事務所を閉める間際に外を見ると、どんよりした曇り空を背景に、向かいの家は西日にくっきりと照らし出されていた。
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by kimiyasu-k | 2011-06-06 02:17 | 生活・vita | Comments(0)