コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

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20120623 伊太風納涼花火大会
1169年10年に渡るコモとの戦争で、住民は惨殺、島は焼き払われた。コモ湖の観光シーズンのオープンイベントは、そのイーゾラコマチーナで行われる納涼花火大会。初めてボートで見物に出かけた。夜10時を過ぎないと暗くならないこの時期、10時半からだ。日本の物量巨大作戦にものを言わせた大花火大会とは趣を少し異にしたイタリアの花火大会だけれど、ここのは音楽なども入って、ボートの上から目の前で見れば中々のド迫力だ。テナーが歌い上げるオペラに合わせた演出は、みえみえだけどえらく説得力がある。
1169年を再現した真っ赤かの島。
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by Akiko Ishida
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by kimiyasu-k | 2012-06-24 18:40 | Comments(0)
2012 06 24 とんぼとローズマリー
朝、庭に行ったらローズマリーにレイバンのサングラスした伊太とんぼがジッととまっていた。
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by kimiyasu-k | 2012-06-24 18:20 | Comments(0)
2012 06 21 散華
小沢氏資質、妻が告発…「放射能怖くて逃げた」
「放射能が怖くて逃げた」と告発する小沢氏の妻の手紙
 昨年3月11日の東日本大震災後に、小沢一郎元民主党代表(70)の妻(67)が支援者に宛てた手紙の中で、小沢氏が「放射能が怖くて秘書と一緒に逃げ出しました」と指摘し、小沢氏に対する不満を吐露していたことが22日、分かった。「一番苦しい時に見捨てて逃げ出した小沢を見て、岩手や日本の為ためになる人間ではないとわかり離婚いたしました」として、小沢氏の政治家としての資質を疑問視している。手紙は今月中旬に週刊誌が報じ、民主党所属議員などの間にも出回っている。小沢氏の言動に不信感を抱く議員も出ており、小沢氏が目指す新党結成の動きにも影響を与えそうだ。 読売新聞

こんな記事を読むと、「そうか、小沢という政治家は、本当は肝っ玉の小さな奴なんだ」と思ってしまう。でも良く考えてみれば離婚しようとするくらい相手を憎む人の言った感情的発言、「放射能が怖くて逃げるような人間は日本のためにならない=離婚」というのもかなり論理に飛躍があり、まあ愛人なんかの長年の鬱積がここにきて爆発したと読んだほうが良さそうだ。が小沢氏の個人的な政治家としての評価はさておき、この記事から見えてくる事がある。

ひとつは、日本政府の危機管理に対する意識の欠如。事故が起きた際、アメリカは80km圏外へと退避させ、日本に在住していた多くの外国人は帰国し、多数の航空会社は成田から関空へと、飛行場を一時的に変更した。これらの行為は、元小沢夫人の言葉を借りて言い直せば、「あの巨大な軍事力を誇るアメリカも放射能は怖くて逃げた。」のだ。最近、東北自動車道を封鎖しないための30km避難圏の設定などという議論もあるが、実際には自動車道のみ車を通せば良いだけの話で本当は「危機」に対する希薄な認識によるものだ。「怖いもの」を前にして、それが怖いものだと認識できないほどの無知、危機に対する無防備さのなせる業だ。それは大陸から程よい距離で位置する日本という島国社会が長い時間かけて失ってしまったものだから仕方がない、では済ませられない。
そしてもうひとつは、国際社会から見れば全く理解不可能な、日本人固有の価値観、美意識だ。難しい状況の中で、命を掛けてもそこに留まり、むしろそこに飛び込んで果てることへの、美意識だ。それは切腹や特攻に見られる「散華」への強い憧れと言ってもよい。現実主義、個人主義のキリスト教のもつ「犠牲・献身」といった価値観とは全く異なった、おそらく世界でも唯一の価値観だろう。キリスト教徒の犠牲、献身は現実を変えるためのもの、変えてこそ意味のある価値だが、「散華」は現実を変えるためではなく、現実を受け入れるための価値観だ。震災、津波、原発事故といった、国家的な危機という現実を前にしては「散華」を武器にしては立ち向かうことはできない。
そして最後に見えてくるのはジャーナリズムのレベルの低さ。「夫婦喧嘩は犬も喰わぬ」のにまるで読売新聞はフルコースのご馳走のようにこのニュースを扱っている。それは、紛れもなく、民主党、小沢の反勢力、つまり自民党の太鼓もちとしてジャーナリズムを行使していることだ。政治的プロパガンダの道具としてのジャーナリズムは、北朝鮮やシリアなど独裁国家で見られる現象で、仮にも先進民主国を標榜する日本のジャーナリズムとしてはあまりにお粗末だ。
「小沢」が、事故が起きたとたんにヘリコプターで原発に乗り込んでいったら、離婚はしなかったのだろうか。もっとも、ヘリコプターで現場にすぐ飛んで行った「菅」首相は、軽率だと批判の矢面に立たされていることを見ると、なんともはや日本人の感情というのは複雑怪奇で、むずかしい。と、ヨーロッパ人の目には写るだろう。
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by kimiyasu-k | 2012-06-22 13:54 | Comments(0)
20120621
知人は一年ほど前、何となく体がだるく、夜は眠くなってしまうという異変が起きた。原因が分からず医者に行ったところ、甲状腺の機能不全とのこと。治る病気ではないので、ずっと薬を飲み続けなければならない。歳は34、生まれは1977年、1986年には9歳だった。その彼が昨日は別のことで病院に行くと、お医者さんは同じ年の若い女医で、やはり彼女も甲状腺の障害があるという。彼がそのお医者さんと交わした会話では、政府も保健所も何もしないし、因果関係を証明することは不可能だけど、医者の間では、確実にこの地域で30歳前後の世代で甲状腺障害を持つものの数が異常に多く、それは1986年に起きたチェルノブイリの原発事故の影響だろうと、話されているとのこと。チェルノブイリから風にのり一旦北欧へと流された放射性物質は、その後ヨーロッパを南下し事故から4、5日してちょうど雨の降ったこのコモ湖地域へと一緒に降り落ちた。ホットスポットだ。汚染マップを見るとコモ湖の中でも東南端のレッコという街が一番高かったようだ。知人はこのレッコの街に生まれて育った。世界の砂漠化に関する調査研究をする彼の職場には、すでに使用停止をした実験用原子炉があることはあまり知られていないし、そこにはまだ大量の使用済み燃料が蓄えられてもいる。気になる彼に東京で手に入れたガイガーカウンターを貸してあげた。
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マリオの畑、大分トマトが育ってきたな。
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by kimiyasu-k | 2012-06-22 12:33 | Comments(0)
2012 06 20 NOVARA
ミラノの西、20kmほどのところにノバラの街はある。San Gaudenzio, サンガウデンツィオという教会のクーポラは、首が直角に後ろに折れて腰が抜けるほど圧倒的に高い。121mある。教会はもともと15,6世紀に建てられたが、19世紀中ごろ、アレッサンドロアントネッリという建築家によって付加された。
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by kimiyasu-k | 2012-06-20 15:50 | Comments(0)
2012 06 16 ざくろおちた
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今年は、事務所のバルコニーの石榴が沢山の花をつけたのに、どんどんおちた。
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by kimiyasu-k | 2012-06-16 23:47 | Comments(0)
2012 06 16 NOVARA 街 ノバラ
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by kimiyasu-k | 2012-06-16 19:24 | Comments(0)
2012 06 14 重い
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国道から階段364段、湖畔の家を直すときはセメントも背負って降りなければならない。ああ、重い。
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そう言えば、先日行った公園にもこうして重い荷を100年以上背負い続けている人が二人いた。
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by kimiyasu-k | 2012-06-15 02:03 | Comments(0)
2012 06 13 かご
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玄関脇に籠が置いてあった。そういえば籠やさんになりたいという人がいた。きっと、毎日心が揺れ動いていて、籠を作れば、単調な作業の繰り返しに「無」の境地になると想像しているんだろうな。
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by kimiyasu-k | 2012-06-13 15:57 | Comments(0)
2012 06 11 朽ちる西洋庭園
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昔、といってもほんの数年前は、こういうのはチョッと分からなかった。地中海の伝統の彫刻、艶やかな色の花、言ってみれば日本庭園の対極にあるような、屋外空間のつくりだ。それが時間が経ち朽ち果てていく、彫刻の頭部は崩れ落ち、欄干の隙間には雑草が生え、朽ちていく庭。それが最近”わかる”ようになってしまった。早い話し、魅力を感じるようになってしまった。もちろん枯山水の日本庭園も、今まで以上に魅力を感じるのだが。
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by kimiyasu-k | 2012-06-11 13:30 | Comments(0)