コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

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2015 02 22 てつ
鉄は少し前まで,有機素材だったけど,いつのまにか無機素材になってしまった。だからこうして知らない間に長年磨かれた昔の鉄でできたテーブルの足はいつの間にか艶を発する。
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EPSON R-D1x NOKTON40mmf1.4
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by kimiyasu-k | 2015-02-24 14:28 | Comments(0)
2015 02 21 結婚
ガールフレンド(というには若すぎるけど,まあいいか)のベネデッタがダニエレと結婚した。それにしてもダニエレの鼻はこんなに立派だったかな。またこの神父さんが結構,愛嬌のある奴で,式の最中にいろいろ言う訳で,例えばお前達結婚したんだからな,まあ長い人生,他の誰かに気をひかれちゃったりしても結婚したんだから,分かってるだろうな,とか。カトリックにとっては結婚は,特別の意味を持っていて,七つの秘跡の一つだ。和風でいこうか洋風にしようか悩んで,役所にいって婚姻届だすのが結婚という「軽いノリ」とは大分違っている。離婚はできない。
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NIKON D800 28-300F4.5
薄暗い教会であまり近づけないから性能の良いカメラで撮ったけれども,どうしてこのカメラだとこういうありきたりの写真しか撮れないのか良くわからない。
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by kimiyasu-k | 2015-02-24 13:52 | Comments(0)
2015 02 25 梅園
手入れの行き届いた日本庭園は本当に奇麗だと思う。仕事がら,日本でお宅をよく拝見するのだけれども本当に無秩序にものが氾濫している。こんなに奇麗な美意識を歴史の中で研ぎすませてきた日本人が,住む環境にこれほど,無頓着,鈍感なことが分からない。二重人格か,それともディズニーランドのように,もはや日本庭園は日常生活からは切り離されたバーチャルな世界,虚構の世界だというのだろうか。それでは余りに勿体ない。
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EPSON R-D1x COLORSKOPAR35mmf2.5
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by kimiyasu-k | 2015-02-24 11:22 | Comments(0)
2015 02 22 フレスコ画
山の上の教会,サンピエトロアルモンテには見事な中世のフレスコ画が残されている。会堂の東西両端に内陣をもつユニークな平面構成はおそらく唯一の遺構だろう。正面にあたる西側の入り口から入ると振り返れば両脇に小さな二つの礼拝堂を配置している。両脇にその小礼拝堂を見て教会堂に入り振り返れば,ティンパヌムの余りに豊かな色彩が目に飛び込む。巨大な龍を槍で射止める聖人達の集団がイエスを囲む。
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EPSON R-D1xNOKTON40mmf1.4
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by kimiyasu-k | 2015-02-23 12:53 | Comments(0)
2015 02 22 一夜あけて
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EPSON R-D1x COLOR SKOPAR 35mm f2.5





















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by kimiyasu-k | 2015-02-22 20:02 | Comments(0)
2015 02 10 山の教会
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庭の木に靴を高く吊るした一風変わった家族の住む村はずれ、遠くで犬がなく声を聞きながら、牧場の石の塀沿いに続く道をしばらく行くと、道は川に突き当たった。川原に下る道の先にはわずかに水が流れている。川面から頭を出した石を渡れば向こう岸にいける。一体この道であっているのだろうか、10年以上前に一度通ったはずの道は、こんなじゃなかったはずだけれどもと疑問が湧いてしまう。川を渡ると、続く道が薄い雪に覆われている。そういえばこの季節は、まだ雪が解けずに残っているのをすっかり忘れていた。普段履きの底の平らな靴を履いてきてしまったのは失敗だと思ったけれども今さら引き返す訳にはいかない。
しばらく歩くと、石の露出した深くえぐれたいかにも登山道というふみ跡に入りこんだ。そういえばこんな道だった,と昔の記憶がよみがえってくる。それでも、どこにも道しるべは無いし、また分かれ道がある。そんなときは、踏み跡のしっかりした道をたどることにする。
雑木の垣根と、腰までの高さの積み上げた石の塀に挟まれた細い石だらけの道をしばらく辿ると一軒の家にたどり着いた。そこを抜けると、この細い荒れた小道は、本当の登山道に突き当たる。ここには立派な道しるべも、マリアを祭った小さな祠もある。これで道が間違えていて登りなおしなんていう心配をする必要もない。下から4,5人のグループも登って来た。
確かにこの道は、山の教会へと登る道だ。玉石を使ってきれいに舗装されているし二人並んでゆったりあるけるほどの道幅もある。
河原の玉石で舗装した道は、日のあたらないところでは薄く雪に覆われていた。とても滑りやすい。こんな時は、ちょっと気を抜くと滑ってしまう。体の重さを靴底に均等にかけて、雪道をふんで行く。ちょっと勾配のきついところは、わざと足を滑らせるように踏み込み、滑らないことを確認しながら歩みを進めていく。
雑木林の中をしばらく歩くとぽっかりと抜けたような、真っ白に雪が覆う牧草地に出た。羊たちは里に下りてしまってどこにも姿は見当たらない。ウサギの足跡が、真っ白な雪の上に、一本の線を描いていた。そこには一軒の牧畜小屋があり、強い風に煽られた屋根の上の雪が飛び散る。
時々、まるで脅しのように吹く強い風の中、雪の上を慎重に、慎重に一歩一歩、歩みを進めていけば、尾根の取り付きにたどり着く。ここからぐっと傾斜はきつくなり、木々たちも背が高く、森の中へと足を踏み入れる。
つづら折れのちょっと本格的な山道を、登っていく。もうお昼を過ぎているので午前中に山の教会に訪れた人たちが時々、山を降りてくる。犬を連れたカップルが、こんちわっと声をかけて降りていく。みんな結構、本格的な山の格好をしているししっかりしたゴム底の靴を履いている。自分のような普段着の登山者は、かっこ悪い。昔よく、登山の最中に普通の運動靴で歩いているハイキング者を見て、心の中で「こんなところに、そんな格好で来るなよな」って思った事を思い出しながら。
目指す教会は,チバーテ村の上にあるサンピエトロアルモンテ。
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by kimiyasu-k | 2015-02-20 15:02 | Comments(2)
2015 02 19 ながたび
長靴の国から日イズル国までの12時間はなかなか経たない。おまけによく行くからもう見る映画もない。少なくとも2冊の本,老眼鏡,音楽,ヘッドホーン,仕事などいつも時間つぶしの道具を持ち込むけど結局ほとんど使わずじまいだし仕事なんてする気になれない。
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by kimiyasu-k | 2015-02-20 06:33 | Comments(0)
2015 05 21 RESEGONEとGRIGNA
コモ湖は,漢字,人の字の形をしている。左足のつま先がコモ,右足のつま先はレッコという街で,右足全体はレッコ湖と呼ばれる。ミラノのマルペンサ飛行場から飛び立った飛行機は日本に行く為にはロシアのシベリア上空を通っていく。そのためにオーストリア辺りを通過して北へと向う。離陸して5分もするとレッコの少し南を通過した。いつも下から岩山の勇姿を見せるレゼゴーネとグリーニャを上空から見る事が出来る。ここではまだ高度は6000mほどまでしか上がっていないから迫力もある。山は本当に見る角度によって姿を変える。したからみる急峻な岩山も,こうしてみれば,ヒダにしか見えない。こんな高い位置から時速800kmという日常からはかけ離れた「視点」ではスケール感がつかめないから大きさが全く分からないからなのか。
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EOPSON R-D1x NOKTON40mmf1.4
















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by kimiyasu-k | 2015-02-20 05:20 | Comments(0)
2015 02 09 風
湖面に白波が立つ程風の強い一日だった。時々轟音とともに林の木々を揺さぶりやってくる風に身を固めて山道を一時間ほど歩いてようやく辿り着いた山の中の教会は,麓の街のこの教会を愛する有志によって管理されていた。夢中で写真を撮ってかじかんでしまった手をこすり合わせていると奥に暖炉があるから暖まっていけという。くすぶっていた暖炉に薪を投げ入れてくれた。炎に手をかざすと全身が溶けるように暖まって行く。テーブルの上にあった手作りのケーキをナイフで切ってくれて食べないかと言う。こんな時,遠慮をしないのが礼儀というものだ,とても美味しいと言って。本当はかなり美味しいからもう少し食べたかっただけれども。その内もう一人友人が部屋に入ってくると,何処から来たんだという。日本から来たというと自分はホンダが大好きだいう。大体いつもこんな調子だ,ここでは。この山の中の教会は,1000年前,山に引きこもったベネディクト会の修道院だった。東西両端に内陣をもつ特異な建築様式とともにあまりに見事なフレスコ画が鮮やかな色彩で残っている。山を下りると風は少し弱まっていたけれども,日の傾きかけた湖には相変わらず白波が立っていた。
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EPSON R-D1x BIOGON28mmf2.8
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by kimiyasu-k | 2015-02-11 06:53 | Comments(0)
2015 02 09 雪の上を歩き回る白い犬
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EPSON R-D1x NOKTON40mmf1.4
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by kimiyasu-k | 2015-02-10 15:14 | Comments(0)