コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2017 01 08 休暇開けの初日曜日
d0104210_20130687.jpg
EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4

















[PR]
# by kimiyasu-k | 2017-01-08 20:13 | Comments(0)
2017 01 07 聖域

d0104210_22510435.jpg
Sigma SD-15 08-16mm F4.5 Santa Maria del Tiglio Gravedona
広告代理店ひいては日本の職場の過酷な労働実態が取りざたされ,社長が辞任、政府も重い腰を持ち上げたという感があるけれども、それだけでは日本人の労働は変わらない。24時間のコンビニも、休日無しで営業するお店も、便利だし,明日が納期といえば必ず明日ものが届く,電車は1分遅れはあり得ない、レストランで料理を待たされることが無いのもみんな当たり前の事のように思っているけれども、世界に類をみないこんな日本の驚異が、美辞で語られる「勤勉さ,真面目さ」のためではなく、実は労働者の犠牲に成り立っている事を意識しないといつまでたっても状況は変わらない。夜中の3時に開いているコンビニって本当に必要なのか,何かの事情があって電車が3分遅れてきても仕方がないと、レストランで料理が出るのに時間がかかってもお喋りして待つ時間を楽しむ,そんな「寛容さ」がなければ必ず誰かがどこかで「無理」をしてそのしわ寄せが過労自殺みたいな結果として表れる。明日欲しいというお客さまに、明日からひと月バカンスなので、お届けできるのはひと月後になりますと、勇気をもって言えなければ、そして自分がお金を払うお客さまだからと言え、ひと月待つだけの余裕がなければ過労死は無くならない。仕事は聖域にあるわけじゃあない。










_


[PR]
# by kimiyasu-k | 2017-01-07 22:52 | Comments(2)
2017 01 06 祭日,サントステファノ
d0104210_07224397.jpg
めでたい鯛はコモ湖には生息しないから、たい焼きを作った。あずきも無かったからカスタードクリームで。大漁のたいを志野の角皿に3匹のせて隣家にお裾分けすれば、初めてたい焼きを見たパトリツィアに随分評判が良かった。















[PR]
# by kimiyasu-k | 2017-01-06 22:00 | Comments(0)
2017 01 01 愛
あけましておめでとうございます。

d0104210_06175106.jpg
今年は愛の年だから、元旦は「愛」について書こうと思う。
イタリア人はアモーレ、愛が好きみたいな事が結構、通説になっているけれども、別にイタリア人が特別異性が好きだとは思えない。大体、異性が嫌いなら生き物は存続しないのだからそもそも自然はそんな風にできているに決まっている。
それよりイタリア人が良く言うのは、何にもまして「自分を愛する」ということだ。これはともすれば、ナルシシズム、自分勝手、利己主義と映るかもしれないけれども決してそんな意味ではない。当たり前のことだけれども、自分も愛せないのに人を愛せるわけが無い。利他的であるためには、まずはその主体となる自分を愛する、慈しむことは絶対条件だ。そして結局、自分を愛するためには、自分と向き合わないといけない。自分を見ないといけない。この世に、完璧な人間なんてないのだから、自分を真正面からみれば、あれやこれや「欠点」が見えてきてしまう。その自分の嫌なところに向き合うことが、その自分の嫌な事も含めて、受け入れてそういう自分を愛さないといけないというのだから、これはそんなに簡単なことじゃあない。何も自分の嫌いなところを直す必要もないし、人に対して無理に取り繕う必要もない。ただただ、そういう自分の人格を受け入れれば良い。
でも欠点を多く抱えた自分を愛することは結構勇気の要ることで、何にもまして人の目が気になってしまう。自分の嫌いなことろなんていうのは、例えばケチなどというのは自分では本当はそんなに嫌なことじゃないけれども人にケチだと思われるのが、どうもいけない。どこか人に蔑まされるような気がして。大体考えてみれば、ケチでない人間なんていない。怒りやすかったり感情的なんてのも、それ自体は決して悪いことじゃあないと思うけれども、時と場合によっては抑えないと、周りの人に迷惑をかけてしまい恥ずかしい思いをする。
結局自分を愛するのは相当むずかしい事だから、それを乗り越えれば他者を愛することは随分容易いものになる。ストレスを貯めながら自分を殺して集団の和を保つという発想から、自分を慈しむことで集団の和を保つという回路を作り出すことができれば、随分生きやすくなると思うのだけれども。


















-

[PR]
# by kimiyasu-k | 2017-01-01 00:00 | Comments(2)
2016 12 31 怒り
d0104210_06082429.jpg
昨年暮れに,今年2016年は「怒りの年」と決めて一年中プリプリして事務所のスタッフにも随分評判が悪かったけれども、コイツが11月の暮れに来て怒っているわけにもいかないから怒りの年は前倒しですでに終わってしまっていた。それに先日,男を思いっきりぶん殴る夢を見たから,怒りが爆発してもう無い。それで来年は何の年にしようかとあれやこれや考えたけれども、テロやら何やら世の中妙にキナ臭くなってしまったからやっぱりここらで「愛の年」にしようと思う。大体,他に手は無いんじゃないか。どんなに軍隊やらセキュリティを強化して、鉄砲振り回したりミサイルぶち込んだりしても「怒り」が蓄積されるばかりで平和なんて来やしない、どんなに経済が持ち直して、豊かになってもどう考えても人は貪欲になるばかりだし,ここらで世界を愛で満たしてしまえば、みんな気持ちがニッコリなってずいぶん生きやすくなると思うのだろけど。などと怒りの年の大晦日に大真面目で考えてしまった。










[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-12-31 23:59 | Comments(0)
2016 12 20 アンドレアの実家
d0104210_06235968.jpg
何もアンドレアの実家などと言わずにルイジの家と言えば良いのだけれども,まず知り合ったのが若い学生の頃のアンドレアだったからアンドレアの家といつも呼ぶ。だから付合うようになった父親のルイジは実際には同世代なのだけれども何となく友人の父親のような気がしてやっぱりアンドレアの家と呼んでいた。でももう数年前にアンドレアは結婚してコモに移り住んでしまったのだから、今はアンドレアの実家というわけだ。村の広場から見下ろせるこの灯りの付いた家が、ルイジと奥さんのカルラが住む家だ。昔,といってもおそらく80年くらい前まで,この家は,紙漉の工房だった。ネッソ村は、山から湖に注がれる水が豊富だったから、紙を作ったり,大きな紡績工場があったりして、100年程前までは,湖畔の「工業地帯」だった。
話しをもとに戻すと,このルイジとカルラは年中行事のように毎年一回,カッスオラに招待してくれる。カッスオラというのは、大量のキャベツと豚の肉(本当は耳なんかもいれるみたいだけれども)、皮をキャベツが溶けちゃうくらい煮込んだこの地方の田舎料理で,まあどう頑張っても、「ああ,美味しい」という風にはならないけれども、キャベツができる季節には,必ず一度は食べておかないとなんとなく物足りないという料理だ。とはいえ、そのような文化的な,歴史的な背景の全くない自分たちにとっては、「ああ、来たか,今年も。」って感じだ。昔この辺りの農場では、冬に向かうにあたって、豚を屠った。だから、この季節には農場の人たちが集まって、お祭りのように大きな鍋で豚とキャベツを煮て祝った。ルイジは精々キャベツ2、3個だったけど、隣のフィオレンツォがカッスオラを作る時は10個くらいのキャベツを使う。だから鍋もとびきり大きなものが専用にキッチンの棚の上に置いてある。
据え膳喰わぬは男の恥,じゃあないけれどもかなり酷い給食を無理矢理食べさせられた自分たちの世代は,なんでも食べないといけないという「動物的条件付け」がされているから、盛りつけてくれる量をかなり気にして「ああもうそれくらいで良いのに」なんて心の中で思いつつもにっこり「待ってました,美味しそう」みたいな顔を平気でしてしまうところが何とも悲しい。イタリア人の若者たちは平気で,「カッスオラなんて食べない」と公言して憚らないのに,なんで日本からきた自分は,食べちゃうんだろう,刷り込まれた文化というやつは恐ろしい。
今年はそのカッスオラの昼食会というのはもう一月ほど前に終わってしまった。それが、今年は何故かカッスオラが随分,美味しく感じられたのだから不思議で仕方がない。もちろん前日は「明日はカッスオラを食べなきゃいけないから、お腹を空かせておこう」などと食事制限もしていたのだけれども、それにしてもあのカッスオラを美味しいと感じられるのは、自分の中で,かなり大きな変化があったという事だ。味覚の好みというのは、おそらく外国に移住した人々の最後の砦みたいなところがあって、ちょっとやそっとの事では変わらない。例えば、恐ろしく奇麗なのに味の無いトウモロコシ粉を煮たポレンタはなんてマズいものの最右翼だったけど、寒さを感じると今年もそろそろポレンタの季節だなあ、食べたいな、なんて思うようになるには10年くらいかかった。このカッスオラを美味しいと思うようになるには30年近く要した事になる。そういえば、反対に一週間も日本に居るとたまらなく醤油やご飯の臭いが鼻について、何だこれはと驚いたりする事がある。外国暮らしは、言葉を心配するのが日本人の常だけれども、実際には言葉は必要でできるようになるけれども、「味覚」だけは根源的な事なのでかなり難しい。一週間も外国にいてすぐ日本食に郷愁を感じてしまうようだと、やっぱり外国暮らしは結構厳しい。




























[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-12-21 06:25 | Comments(0)
2016 12 18 日曜日,夕方
d0104210_01435092.jpg
NIKON D3000 NIKKOR55mmF1.2
もういつから閉まっているのかも忘れてしまった。ひとけの無い日曜、日没後の村のバルが寂しい。














[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-12-19 01:48 | Comments(0)
2016 12 16 期待
d0104210_04503051.jpg
EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4
結構,期待していたからがっかりしたみたいだけれども、国の外から見ていると「期待」がどこか感情的で、ちょっとおかしいなという気がしていた。戦後70年も経ってまだ「領土問題」がある事自体がおかしいし、フォークランド紛争じゃあないけれども手にしたいなら憲法改正して武器もって出掛けていくしかない。
それより、日本が島を返してもらえるかもしれないとワクワクしていた一方で、裏切られちゃったとはいえ満面笑みで迎えようとしていたロシアが介入するシリア、アレッポではトンでもない事がおきた,起きている。距離的に離れているし、あまり経済的な関係のないシリアの事だからどこか対岸の火事的な感じがするけれども、ある意味シリアで起きている事は、今の国際社会の縮図だ。そしてその主人公のひとりが日本が満面笑みで迎えたその人だ。一体どれだけアレッポの罪もない多数の一般市民が命を落としているかを見ない振りして、温泉に一緒に入ろうなんて事は全く褒められた事じゃあない。





















_
[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-12-17 04:57 | Comments(0)
2016 12 12 Leo 2.8kg
d0104210_1332259.jpg
NIKON D3000 NIKKOR 55mmF1.2
二週間経ち,大分面構えがしっかりして来ました。
























\
[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-12-13 13:34 | Comments(0)
2016 12 11 しばらく
d0104210_051757.jpg
EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4
すみませんが、しばらくお付合いください。なんせここ十年以上、生活がガラリと変わるような事がなかったものですから。ストーブの前でトロンとしている犬を見ても飼い主以外は誰もうれしくはないのは承知しております。





















-


[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-12-12 00:05 | Comments(2)
2016 12 07 落ち葉
d0104210_22142519.jpg
EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4














-


[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-12-07 22:15 | Comments(0)
2016 12 07 久しぶり
久しぶりに庭に足を運べばテーブルは榎の落ち葉で覆われている。
d0104210_22091685.jpg
EPSON R-D1xNOKTON40mmF1.4












-


[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-12-07 22:10 | Comments(0)
2016 12 06 師走
d0104210_20082833.jpg
EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4
12月になるとイタリア人はアドレナリンの分泌量が30%は確実に増える。
















_


[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-12-06 20:10 | Comments(0)
2016 12 05 感情の退化
d0104210_22374136.jpg
子犬と過ごした1週間は、もう1年くらいに感じられる程長く、時間のながれる速度は「感情の密度」に比例することを発見した。だから感情の密度の濃かった子供の頃の一週間は限りなく長かったけれども、密度の薄くなってしまった最近は、一週間は瞬くまに終わってしまう。歳をとると時間の経つのが早いと嘆くけれども、それは全ての事に「鈍感」になっただけだと改めて納得してしまった。




















[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-12-01 22:38 | Comments(0)
2016 11 27 ふえた
d0104210_22222510.jpg
Sigma SD-15 70mmF2.8Macro
昨日から、家族が増えた。












-

[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-11-28 22:24 | Comments(2)
2016 11 26 サンタアボンディオ教会堂
d0104210_16440636.jpg
EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4





















-


[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-11-27 16:45 | Comments(0)
2016 11 26 最近宿泊もできるようになった喫茶伊太利亜
d0104210_16330818.jpg
EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4
























-


[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-11-27 16:34 | Comments(0)
2016 11 26 ひどく手ぶれしてしまったトルノ村の船着き場にあるサンタテクラ教会の夕暮れ
d0104210_16235272.jpg
EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4






















-


[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-11-27 16:26 | Comments(0)
2016 11 25 盛期ロマネスク教会,サンタボンディオの壁面
d0104210_13102086.jpg
EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4

























-


[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-11-25 13:11 | Comments(0)
2016 11 22 村の夕刻
d0104210_15012852.jpg
EPSON R-D1x NOKTON40mmF1.4












-


[PR]
# by kimiyasu-k | 2016-11-22 15:03 | Comments(0)