コモ湖畔の書斎から dalla finestra lariana

2016 06 13 人種差別
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NIKON D3000 NIKKOR50mmF1.4
白人の国イタリアにいると良く人種差別に出くわす。先日は,骨董市で古い陶器の鉢を買おうとした。「これ欲しいけど」,というと,「お前,一体何人だ」と聞いてくる。「日本人だけど」というと,「そうか,俺の娘は今朝東京に着いて,街にゴミ一つ落ちていないと,感激してメール送ってきたんだ」と。「ああ,,,。」。いつもならここで値段交渉に入るところだけれども,なんせ5ユーロの鉢だから,精々値引いてもらっても3ユーロにしかならないし話すのも面倒だから5ユーロ払うと,この骨董屋の主人,「何でも欲しいものあとひとつあげるから選べ」という。そうは言っても5ユーロ払って,それ以上高いものを持っていく訳にはいかないから,5ユーロのガラス瓶を頂いた。
別に戦時中に三国同盟を結んでいたからというわけじゃあないけれども,イタリア人は日本人に対してかなり好感の人種差別をする。おまけに昨今のイスラム系の国がどうも治安が不安定だから世界地図を見れば,まず安心して行ける,歴史と文化のある国,そして現代的な国というと,「日本」が旅行の標的になり易い。
そう言えば先日も,レストランで食事をしようとすると,隣の席に陣取った女性が,日本人かと聞いてきた。「私は,日本大好き、もう3回も行ったの」,とスマホの写真を見せながら興奮していた。


みんなが黙認してやってきた政治資金の私的流用に,ほとんど「袋叩き」にしか思えない,都知事の辞任劇には何となく嫌な感じがまとわりついている。それは都知事の公私混同の態度でなく(政治家に何を今更というのが本音なので),この「袋叩き」がどうも集団リンチみたいなコレクティブな心理的力学が働いているような気がするからだ。ピラミッドの頂点にいる権力者を突き落とす快感,栄華な生活を送ってきたマリーアントワネットをギロチンに掛けたり,ファシスト党の党首だったムッソリーニの遺体を愛人とともにミラノの広場に逆さ吊りにしたり,歴史の中では確かにもっと酷い事がいくらでも起きているけど。
少し前,都議会で,セクハラ野次問題が起きたとき,それに関して知事は何も政治的な「動き」を見せなかった。無知で下品な野次議員はさておき,セクハラ野次は「人権」今の社会システムの根源的な理念だけにそれに対して何ら反応しない知事は,ダメ だと思ったのは自分だけだったのだろうか。人権蹂躙に比べれば数十万か数百万かの使い込みなんてのは蚊に刺されたくらいの問題なのに。そう言えば,日本の住宅には必ず醜い網戸が付いている。























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by kimiyasu-k | 2016-06-15 12:48