今年はじめてお目にかかる雪。標高2100メートル、コモ湖を真北に登りつめたスイスとの国境にあるスプルーガ峠に足を運んだ。いっしょに行った子供達は、思いもかけない雪に、靴とズボンをびしょ濡れにして、雪のなかを駆けずり回った。






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by kimiyasu-k
| 2010-09-28 07:26
昔、学生の頃、大学から坂道を下って楽園町を通って下宿に帰った。楽園町というのは名ばかりで、無味乾燥な公団アパートが立ち並び、隣の山花町と差ほど違わない家が立ち並び、ちょっと入る気にはなれない喫茶店があった。
ここに来ると「楽園」という言葉が頭に浮ぶ。コモ湖を北へ北へと突き抜けて、メッツォーラ湖の手前にある行き止まりの村、ダーショは、この世に現れた本当の「楽園」のようだ。
コモ湖最北にはスペイン平と呼ばれる大きな葦原が広がる。水深が浅く、穏やかに水の流れるメーラ川はコモ湖やメッツォーラ湖とは全く違った不思議な色に水面が輝く。ここは3000mを越すアルプスの岩峰を背景にした「豊葦原の中つ国」か。白鳥をはじめ様々な水鳥達の楽園になっている。


ここに来ると「楽園」という言葉が頭に浮ぶ。コモ湖を北へ北へと突き抜けて、メッツォーラ湖の手前にある行き止まりの村、ダーショは、この世に現れた本当の「楽園」のようだ。
コモ湖最北にはスペイン平と呼ばれる大きな葦原が広がる。水深が浅く、穏やかに水の流れるメーラ川はコモ湖やメッツォーラ湖とは全く違った不思議な色に水面が輝く。ここは3000mを越すアルプスの岩峰を背景にした「豊葦原の中つ国」か。白鳥をはじめ様々な水鳥達の楽園になっている。


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by kimiyasu-k
| 2010-09-28 07:13
「そして醜いアヒルの子は、白鳥になりました。」とはいえ、チャイコフスキーの白鳥の湖で踊るプリマドンナほど、本当の白鳥は美しくない。結構、人(鳥)相が悪くて、攻撃的だ。


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by kimiyasu-k
| 2010-09-28 06:57

遊覧船にのる世界中の観光客の目を楽しませてくれるこの邸宅も、下世話な話、庭の維持費だけで、年間1000万円もかかってしまい、数年前までこの家を所有していたマンテガッツァさん、FAIというイタリア文化財基金に寄付しようかと考えていたようだが、結局誰かに売り飛ばしてしまった。
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by kimiyasu-k
| 2010-09-14 13:26
コモ湖は急峻な山に囲まれている。四輪駆動などない時代からの名残か、今でもこうしてよく騾馬を見かける。それにしても、驢馬は一体何を考えているのか。いつもジッと一点を見つめている。まるでこの世の出来事からは遠いところに思いを馳せているように。


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by kimiyasu-k
| 2010-09-13 04:25

建築設計にコンピューターが導入されてもう20年近く経った。ドラフター、三角定規、鉛筆、消しゴム、コンパス、トレッシングペーパー、あんなに魅力溢れた道具たちはみんな引き出しの奥で眠っている。使う機会もあるだろうと思っていても、二度と出てこないだろう。二次元のキャドによる作図も、今ではこうして三次元キャドに移行していく。プログラムが高度になればそれを操作するにも、楽器を奏でるための練習のような鍛錬が必要になってくる。若いうちはどんどん果敢に取得できても、今となってはそれも難しい。いつも若い人たちに任せきりでも、一体3次元キャドで何ができて、何ができないのかは知っておかないといけないと、使ってみて描いてみたが、下手なバイオリン引きと同じで、時間ばかりかかってとても形にならない。
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by kimiyasu-k
| 2010-09-11 03:55
あ、傘、を持たずに車にのってしまった、と気がついた時にはもう遅かった。昨日あんなんなに降ったのだからもう大雨は来ないだろうと勘をくぐっていた。これでは車を降りて、家までの360段の階段を下りるとずぶ濡れになってしまう。どうしたものか。日がほとんど沈みかけた頃、こうして嵐が来ると湖は大スペクタクルを演じてくれる。

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by kimiyasu-k
| 2010-09-09 13:27
レバニラ炒め、のあのニラ、の花。店で売られる野菜はどんな花が咲くのか想像がつかないが、畑でお目にかかると花はどれもこれも全く綺麗だ。


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by kimiyasu-k
| 2010-09-07 19:40

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by kimiyasu-k
| 2010-09-07 06:02